GLIONグループ、自動車業界の変革期を支える人材育成　人材の流動性と働き方の多様性を目的としたFA制度を導入

2018-06-20 11:00

GLIONグループ(ジーライオングループ、所在地：兵庫県神戸市、代表：田畑利彦)は、今年度より組織を成長させる一環として、人材の成長を促す「組織再編」を進め、人材の流動性と働き方の多様性を目的とした社内フリーエージェント(FA)制度を導入いたしました。
関連する人事本部長　鞍野貴幸のインタビュー記事を6月14日より公開しております。

GLIONグループ　人事本部
本部長　鞍野貴幸(くらのたかゆき)
1987年生まれ　兵庫県出身。新卒でマイナビに入社し新卒採用活動を支援する営業として従事した後、当時のお客様であった旧クインオートグループ(現GLIONグループ)に入社。新卒・中途採用の責任者を経て2018年のGLIONグループ組織再編プロジェクトにおいて人事本部長として大抜擢。若干31歳という若さで従業員数約4,000名グループ企業数約80社の人事本部長として日々奮闘中。

人事本部長　鞍野のインタビュー記事
http://glion.co.jp/hello_glion/1231/

社内フリーエージェント(FA)制度導入のきっかけは自動車業界の変革期

今までのGLIONグループは各社の独立採算集合体でした。良い側面としては個社毎の生産性の最大化です。
ただ組織面で考えたときに何が起きるかというと、「あっちはあっち。こっちはこっち。」という考えです。スケールメリットが組織上で言うと取れていない状態となります。もちろんプロジェクト単位で連携するところはしていましたが組織としての仕組みがなかったのが現状です。また、業界では大きな変革期が来ています。この100年に一度の「時代の節目」を乗り越えていくためには、グループとしてのスケールメリットを活かすべきであると考えたのです。一般的に人材を採用しようとすると統計上19日はかかってしまいます。ということは、連動してビジネスの速度が遅くなってしまうのです。組織の意思決定速度を上げていきましょうと言っているのに人材が不足していては、組織は活性化されません。人材面でも縦割りの文化があり人材のキャリアステップに多様性がなかったのです。でもグループ全体として考えれば、皆GLIONグループの一員、ここで経験を積んだ人はキャリアステップとしてB社の営業マネージャーとして成長できるんですよ。っていう組織横断的な道筋を作ることによって、より組織の活性化とチャンスを広げられると考えたのです。人が集まらない、事業が進まないのであれば、約4,000人の従業員の中からやりたい人がやれるって仕組みを作ったほうがスピード感も上がるし、会社も成長する。組織も活性化すれば、社員の目線も変る。良いことしかないですよね。今後はこの制度をもっとグループの中で当たり前の文化として根付かせることに邁進したいと考えています。そして、最も重要なのは、その挑戦する社員を賞賛する空気をつくること。これを達成したいと考えています。