<医師1,988名調査> 「仕事と家庭の両立」に関するアンケートを公表
男性医師は半数以上が家庭内の収入10割負担の一方、 女性医師の半数以上で家事・育児等を8割以上負担
医師向けのキャリア支援サービスなどを提供している株式会社メディウェル(本社:北海道札幌市)は、「仕事と家庭の両立」に関する最新のアンケート調査を実施し、全国の医師1,988名の回答結果を公表しました。
アンケートでは、家事・育児等と収入の両面から、医師が家庭内でどの程度の負担をしているかといった状況や、家庭との両立に関する実際の医師の本音について調査しています。
男女別でも傾向が大きく分かれており、医師のキャリアの参考情報としてだけでなく、今後医師に占める女性比率が高まっていく中で、医師の仕事の在り方や家庭との両立について社会的に見直していく際にも参考になるものとなっています。
本アンケート結果の概要
〇調査データ
・休職中を除く医師のうち、同居中の家族のいる割合は83%
・「家事・育児・介護」に関して医師が家庭内で負担している割合
男性医師:3割以下の負担となっている場合が72%(最多は3割負担)
女性医師:7割以上の負担となっている場合が72%(最多は8割負担)
・「収入」に関して医師が家庭内で負担している割合
男性医師:10割負担が55%と過半数
女性医師:5割負担が19%で最多(医師によるバラつきが大きい)
・80%の医師は現在の勤務状況で「家庭と両立できている」と回答
・一方、56%の医師が「医師の仕事は家庭と両立しづらい」と回答
〇自由回答の一部(医師の「仕事と家庭の両立」のために必要なこと)
・オンコール依存を減らし、当直帯は当直が担当するシステム(40代男性、神経内科)
・医師がしなくてもよい仕事を分業し、看護師ほかパラメディカルにもどんどん権限を委譲していくべきだと思います。(50代男性、麻酔科)
・医師もプライベートがあり、時間外に対応できないことがあっても許容される風潮がほしい(30代女性、泌尿器科)
・仕事が時間通りに終わり、帰宅後や休日に受け持ち入院患者さんから完全にoffとなれるような勤務体制が必要。(当院では無理でしょうが・・・)(60代男性、一般内科)
・子供が小さい時、発熱等で仕事が急にできなくなった時に代診してくれる人がいる制度があれば働きやすい。(30代女性、循環器内科)
・医師は「家庭を犠牲にしても良い」という発想を無くすこと。(30代男性、腎臓内科)
本調査の詳細につきましては下記URLをご参照ください。
https://www.dr-10.com/lab/questionnaire-on-work-and-family-life-balance/
引用・転載時のお願い
・本調査結果の引用・転載については、本リリース文面だけでなく元となる記事内のアンケート回答や画像もご利用いただけます。
・引用・転載時には、「株式会社メディウェル」による調査である旨の明記をお願いいたします。
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サービス・会社概要
医師転職ドットコム
URL : https://www.dr-10.com/
サイト概要: 2004年より運営している会員数40,000人以上の医師向け転職支援サイト
会社概要
企業名 : 株式会社メディウェル( https://www.mediwel.net/ )
所在地 : 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西5丁目2番地 興銀ビル9階
事業内容: 医療機関を対象とした経営コンサルティング事業、
病院経営に関する情報発信、
医療従事者の紹介事業、医療関係職員の研修、
セミナー並びに各種イベント企画、立案
代表者 : 代表取締役 中村 知廣