ヘッジホッグ・メドテックが近畿大学の協力のもと、PMS(月経前症候群)治療用アプリの研究開発を開始

【片頭痛治療用アプリに続き、働く世代に向けた新しい治療法を提案】
頭痛治療用アプリ開発と企業向け健康管理サービスの提供を行う株式会社ヘッジホッグ・メドテック(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:川田 裕美、以下ヘッジホッグ・メドテック)は近畿大学東洋医学研究所(大阪府大阪狭山市)所長 武田 卓をアドバイザーに迎え、PMS(月経前症候群)治療用アプリの研究開発を開始したことをお知らせします。
これにより、PMS(月経前症候群)に対して、認知行動療法をベースとした新しい治療法に手軽にアクセスできる環境を創出します。

【開発の背景】
PMS(月経前症候群:premenstrual syndrome)とは、月経前の黄体期に、3~10日ほど精神的症状や身体的症状が続き、月経が始まると軽快したり消失したりするものをいいます。精神的症状を中心により症状が重い場合は、PMDD(月経前不快気分障害:premenstrual dysphoric disorder)に分類されることもあります。生殖年齢女性の約70~80%が月経前に何らかの症状を有するといわれ、女性活躍に対し大きな影響を与えている疾患です。*1
第1選択治療にはカウンセリング、生活指導、運動療法などがあり、認知行動療法(ものの受け取り方や考え方、行動などの変えやすい部分に働きかけ、解決を目指す治療法)も推奨されています。*1
*1 出典:日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会「産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020」

【PMS(月経前症候群)を対象とした治療用アプリの狙い】
認知行動療法によるPMS(月経前症候群)治療は効果が確かめられている一方で、患者側、医師側双方に時間やコストの面で負担が大きく、一般的には浸透していない現状があります。ヘッジホッグ・メドテックは、PMS(月経前症候群)治療用アプリの開発を通じ、認知行動療法に誰でも手軽にアクセスできる環境を創出することで、診療の提供体制の強化を目指します。なお、近畿大学東洋医学研究所の研究チームは、これまで実施してきた、PMSに対する新規治療薬開発や治療法開発から得た豊富な経験に基づき、産婦人科、PMS研究、臨床の面からアプリ開発や治療効果検証に協力します。

【アドバイザー紹介】
武田 卓(たけだ たかし)
所属  :近畿大学東洋医学研究所
職位  :所長/教授
学位  :博士(医学)
コメント:PMSの標準治療としては、低用量ピルや抗うつ薬(SSRI)が使用されますが、患者サイドの受け入れの悪さに加え、副作用や投与できない症例もあり、我が国では普及していないのが現状です。現在開発中のアプリは、誰でも簡単に使用することが可能なものであり、このような現状を打破するための、薬物療法以外の有効な手段として、日本の社会を変えうるものと期待しています。

【株式会社ヘッジホッグ・メドテックについて】
ヘッジホッグ・メドテックは「日常生活と医療をつなぐ」をビジョンとし、2021年に創業した医療系スタートアップです。医療機器として承認をめざすアプリの開発を行っています。片頭痛治療用アプリ、PMS(月経前症候群)治療用アプリの推進を通じて、働く世代が悩む疾患に対して新しい治療法の提案をめざします。

名称 :株式会社ヘッジホッグ・メドテック(Hedgehog MedTech, Inc.)
所在地:東京都中央区
代表者:代表取締役 CEO 川田 裕美
設立 :2021年10月15日
URL :http://h-medtech.com/

【関連リンク】
東洋医学研究所 教授 武田 卓(タケダ タカシ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/818-takeda-takashi.html

近畿大学東洋医学研究所
https://www.med.kindai.ac.jp/toyo/


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