~2020年の婚姻数は戦後最少~ 結婚相談所マリーミーが公開する、コロナ禍婚活の多様な理由

年間約1,000件のカウンセリングとコンサルティングの実績を持つ結婚相談所マリーミー(株式会社エムエスピー、本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸)が、婚活関連の最新動向をご紹介いたします。

結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸

感染予防の考え方も、価値観の大きなバロメーターに

厚生労働省から発表された2020年の人口動態統計では、婚姻数は戦後最少の52万5,490組となり、19年より約7万3,517組も減ったことが発表されました。これはやはり、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、結婚を先に延ばした人が多かったことが大きな理由ではないかと思います。また恐らく2021年も、昨年からのコロナ禍の影響で「出会えない」「関係が進められない」という方が多いことが予想され、やはり厳しい数字になると推測しています。

当社結婚相談所マリーミーでも、コロナ禍に入会された多くの方から、「コロナ禍で長引く在宅勤務や、外出・飲み会の自粛などが続き、出会いが全くない」「結婚したくても、恋愛出来る状況にない」という声を多くお聞きしています。一方で、当社では状況を見ながら「対面」「リモート」「電話」を駆使しながらお見合い・デートを進めていますが、「感染予防に対しての考え方の相違で、相手の価値観を知ることが出来ている」「この状況だからこそ、自分を見つめ直し、どういう人を望むのかがはっきりした」という声もあがっていて、こういった状況をも前向きに捉えて活動している方も増えてきている印象です。

多様化する、「結婚を望む理由」

最近当社マリーミーにお問い合わせ頂いた方々から分析した、顕著な新しい傾向が2点あります。

  1. 在宅勤務で上司や仲間との交流もあまりなく、仕事にも意義を見出せず、早く結婚したくなったという社会人1・2年目の若い女性が増えていること
  1. コロナ禍で家に籠ることが多くなり、『人目や世間体を必要以上に気にしなくてもいい』『自分が本当に望む暮らしをしたい』という価値観が生まれ、自分を見つめ直した結果、『自分が今望むことは、支え合える人との結婚だ』という考えに至り、真剣に相手を探しに来たという、40代以降の男女が増えていること

やはりどちらにもコロナ禍での在宅勤務が色濃く影響していますが、結婚を目指す理由については、「仕事や職場に意義が見いだせず結婚を急ぎたい」と考える方や、「今までは結婚したくなかったが、コロナ禍で自分を見つめて考えが変わった」という方、「関東在住者にこだわっていたが他の場所でも気にならなくなった」「条件より居心地を優先したい」など、多様化しています。

結婚はより難しい時代に

今は「草食系」という言葉が定番化するほど、恋愛が不得手な男性が多い時代です。そして結婚を当然とは考えない風潮もあり、親族や友人などのつながりも薄れつつあります。さらにコロナ禍という特殊な状況が加わっている今、本当に結婚をしたいと考えるのであれば、必死に婚活をしないと難しいと言わざるを得ません。
結婚相談所マリーミーがそのお手伝いをしているのは、「結婚によって誰かがそばにいてくれるという精神的な安定や、毎日大切にされていることを実感する喜びを知ってもらいたい」という想いからです。
「結婚したら大変なだけ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、パートナーは、かけがえのない人生のベストフレンドです。コロナ禍で多くの方も気づいている通り、結婚には条件や人に自慢できることが重要なのではなく「困ったときは応援するよ」「支えるよ」と言ってくれる一番の理解者が必要です。
今後も結婚相談所マリーミーは、プロのアドバイザー集団として、一生懸命に婚活をする方々のサポートを全力で行って参ります。

◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき)経歴
婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
2009年、結婚相談所マリーミーをスタートして以来、12年間にわたり年間約1,000組にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書も『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ(青春出版社)』など多数。

(※) 成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

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