「ビル再生100の物語」ダメビルのトリセツ_3

ビル再生100の物語 第60話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

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「ダメビル」の条件つづき

前回、「ナゼか集客できないダメなビル」の条件について、主に建物の見た目や設備などのスペックについてご説明しました。

でもそれだけではありません。目に見えない部分でもいろいろとあるのです。

「接客が下手」

これはオーナーさんのキャラクターの話だけじゃないです。

せっかく内見客が来てくれたのにブラインド閉めっぱなし、夏に空調かけずにいきなり部屋を案内するなどしてませんか?営業姿勢の問題です。

それから、問合せ電話、ちゃんと全部とれてますか?「全く問い合わせがないんだよ」という話だったビルで、我々が空室対策を初めて初日から問い合わせがいくつも来たビルがありました。

実は、電話を取ってなかっただけなんじゃないでしょうか?
留守番電話はやめた方がいいと思います。

仲介の担当は忙しい人が多いですから、候補のビルの資料を何件も並べておいて、順番に空室かどうかの確認をしていくことが多いです。留守番電話のビルは後回しになればいい方で、二度とかかってこないと思ってください。

「接客が下手」にはまだ続きがあります。

・ぶっきらぼう、頑な、条件や腹値をはっきり言わない。
・設備スペックや、看板掲載等の可否など質問に答えられない。
・内見客といきなり名刺交換する
・商談の途中で言うことが変わる
・内見時に一方的なアピールばかりで会話になってない
・内見時間がオーナーの都合が優先され合わせづらい

これちょっとドキっとした方いらっしゃるのではないでしょうか?(笑)

内見客といきなり名刺交換しちゃうとか、内見の時間が限定されててやりづらいとか、質問しても要領を得ないとか、商談の途中で言うことが変わるとか、仲介さんが商談を進めるうえで、スムーズにいかないような、そんなふるまいをしていると仲介会社から

「あそこはやりづらいビルだ」

というレッテルを貼られることになります。結果的に、進んで検討客に紹介されることも減りますので集客ができなくなっていきます。

「接客が下手」には応対以外の話も含まれます。これはそもそも問合せ以前の話ですが、写真のような地図と図面と条件だけの資料、よくありますよね。

図面と地図と条件だけ。「萎える」と思いませんか?他にいくらでも候補があれば、わざわざここを見たいとは思わないですよね。

2回にわたって「ダメなビルの条件」をご説明してきました。お金をかけずに、すぐにでも改善できるようなものもたくさんあったと思います。ぜひご自分のビルを改めて見直してみてください。


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

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