【認知症の常識が変わる!】高島明彦・村上もとか著『JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法』2022年2月25日(金)発売
認知症を恐れないために。そのメカニズムと予防法を知り、早期発見しよう!
株式会社集英社クリエイティブ(本社:東京都千代田区/代表取締役:茨木政彦)は2022年2月25日(金)に書籍単行本『JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法』(高島明彦・村上もとか著)を集英社より発売いたします。
作品紹介
幕末医療漫画の傑作『JIN-仁-』の主人公の脳外科医・南方仁が認知症研究の第一人者を訪ねて聞く、認知症と脳の仕組み、VRゴーグルを用いた仮想空間で測る認知症の「超」早期発見、そして実践したい日々の予防法。
老化によって脳細胞が破壊される認知症は、人生を重ねる私たちにとって避けられない病気として知られるが、認知症になる要因と経過を正しく知り、超早期に見つけることができれば、重症になってしまう前に対策を立てられる。
そのための鍵となる「VRゴーグルを使った空間ナビゲーション脳機能測定」を南方仁が体験。「スタート地点から2地点を通り、元のスタート地点に戻る」というシンプルな検査内容に秘められた検査効果とは?
今、認知症の常識が変わる!
『JIN-仁-』の作者・村上もとかの書きおろしイラストを収録。
著者プロフィール
高島明彦(たかしまあきひこ)
1954年長崎県生まれ。理学博士・学習院大学理学部生命科学科教授・MIG株式会社共同創業者兼取締役チーフサイエンスオフィサー。87年より米国国立衛生研究所客員研究員、91年より三菱化学生命科学研究所研究員、98年より理化学研究所、2016年より現職。著書に『アルツハイマー病は今すぐ予防しなさい 第一人者が教える脳の守り方』(産経新聞出版)、『淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣』(幻冬舎新書)、『オール図解 30分でわかる脳の不思議 構造から記憶・感情・感覚・運動のしくみまで』(日本文芸社)など多数。
村上もとか(むらかみもとか)
1951年東京都生まれ。漫画家。72年『燃えて走れ』(週刊少年ジャンプ)でデビュー。82年『岳人列伝』で第6回講談社漫画賞、2011年『JIN-仁-』で第15回手塚治虫文化賞マンガ大賞など受賞多数。著作に『六三四の剣』(小学館)、『龍-RON-』(小学館)、『JIN-仁-』(集英社)、『侠医冬馬』(集英社)などがある。
目次より(抜粋)
第一章 認知症を知る
βアミロイドとタウ、二つのタンパク質がアルツハイマー病の要因に
タウタンパクが蓄積することで脳が縮む
空間を認識する海馬の場所細胞と嗅内野の格子細胞
アルツハイマー病を発症する以前に、匂いに鈍感になる!?
嗅内野をもっと知ろう!
タウタンパクにこそ、アルツハイマー病の鍵がある
脳の老化は、性成熟のあとに始まる
アルツハイマー病の治療の歴史
漢方薬もアルツハイマー病に有効だった
第二章 脳の仕組みを知る
人間の脳は、「脳幹」「小脳」「大脳」の三つの要素で構成されている
脳から脳へと情報を伝達する「シナプス」の働き
ロンドンのタクシー運転手は海馬が大きい
記憶は上書きされていく
人の顔だけを認識する顔細胞がある
ボーッとしている時間にも脳は活性化していた
第三章 VRゴーグルによる認知症「超」早期発見
VRゴーグルを使って認知症のリスクを超早期に発見
南方仁のVRゴーグル体験
南方先生のVRゴーグルテストの結果判定は
脳機能を改善するサプリメント!?
空間ナビゲーション機能をトレーニングする!?
在宅でもVRテストができるようになる
第四章 認知症の危険因子と予防法
サッカーのヘディングもアルツハイマー病の要因に
糖尿病で、アルツハイマー病発症のリスクが4.6倍に
うつ病と心臓病もアルツハイマー病の危険因子に
生活習慣病の原因、すべてがアルツハイマー病の要因に
予防1 食事は栄養バランスをよく考えよう
予防2 ポリフェノールは、βアミロイドタンパクを抑制する
予防3 体を整える
予防4 脳を刺激する
アルツハイマー病とどう向き合うか
試し読みページ
書籍情報
書名:『JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法』
著者:高島明彦 村上もとか
発売日:2022年2月25日(金)
判型:四六判ソフトカバー・240ページ
ISBNコード:978-4-420-31091-8
定価:本体1,500円+税
発行:集英社クリエイティブ/発売:集英社
※全国書店およびネット書店にて販売
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