イリス、ロイツェ社製バーコードリーダーBCLシリーズを販売強化 コンベア向け識別ソリューションを提案!
産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フランク・オーバンドルフ)はドイツLeuze electronic社(ロイツェ社)の固定式バーコードリーダーBCLシリーズの販売を強化いたします。
オンラインショッピングの普及による物流の活発化に伴い、様々な搬送物が大量かつ高速でコンベア上を搬送され、各搬送物はバーコード等の識別用タグによりソーティングされます。
増加し続ける搬送物を大量に処理する搬送機器へのニーズが高まる中、大きさや形状の異なる搬送物にタグ付けされたコードを正確、かつ高速に読み取ることは容易なことではありません。また、限られた倉庫スペースにおける効率的なコンベアの設置構成も課題となっていました。
ロイツェ社では独自の技術、自動搬送業界での長年の経験と知識を活かし、バーコードリーダー、BCLシリーズを開発しました。BCLシリーズは厳しい環境で正確にバーコードを解読し、かつ、コンベア構成の柔軟性向上にも貢献する製品として、すでに欧州・アジアを中心に世界各国の物流業界、生産現場で広く採用されています。
BCLは30mmから2,400mmをカバーし、最小モジュール(バーのサイズ)0.127mmから解読が可能、毎秒1,000スキャンの高速読み取り、深い角度でも正確にデータを取得できる高質なレーザーと高いコード再構築技術が特徴で、様々な大きさの搬送物が不規則な向きで搬送されている場合や、限られたスペースでコードリーダーを設置する場合など、難しい条件のアプリケーションに適しています。
また、最大の特徴はアプリケーションのニーズに応じた使いやすさにあります。例えば全機種が標準搭載しているWebConfigツールは、各デバイスに設定したIPアドレスを標準的なWebブラウザでアドレスすることで、専用ソフトウェアを必要とせず、各設定や診断情報の取得を可能にします。サービス用のポートを独立して備えているため、オペレーションの停止なく、平行して設定や診断が可能です。
メンテナンス性も極めて高く、着脱可能なコネクタモジュールは設定データを保存するメモリを内蔵、交換時はスキャナ本体のみ交換し、また同じコネクタを接続すれば全ての設定データが引き継がれます。さらに専用ブラケットを用いることでアライメントがずれることもありません。
Ethernet TCP/IP, Ethernet IP, EtherCAT, PROFINET, RS232, RS422, RS485, PROFIBUSなど、ほとんどのインダストリー標準のインターフェースに対応しているため、別途Gatewayを使わずに直接PLCにつなぐことができます。
さらに内蔵されているスイッチを用いてライントポロジー、またはリングトポロジーで自在にケーブリング可能で、途中のスイッチ中継が不要。ケーブルも短く、設置時間も削減できます。
その他、小さなコードを遠距離で読むのに優れた青色レーザーを搭載している世界唯一のモデルや、複数のリーダーを組み合わせて構築する、MSPシステム等多数の付加価値を備えています。
ロイツェ社製品概要
名称 : BCL 300i, BCL 500i, BCL 600i, BCL 900i
対応アプリケーション: 搬送ライン、コンベア上のバーコードリーディング
対応インターフェース: Ethernet TCP/IP, UDP, Ethernet IP, RS232,
RS 422, PROFINET etc.
販売価格 : お問い合わせください。
製品案内 : https://www.illies.com/edp/pdf/BCL_Catalog_JP_20181130.pdf
製品動画(BCL 300i) : https://www.youtube.com/watch?v=eOlNEtL9l44
会社概要
商号 : 株式会社イリス
代表者 : フランク・オーバンドルフ
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
創業 : 1859年(安政6年)
事業内容: 産業機器・技術輸出入・販売
URL : http://www.irisu.jp
本製品に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社イリス MPIテクノロジー部
TEL : 03-3443-4143
E-mail: japan-mpit@illies.de