賃貸の築年数は気にする?実は古くても快適に住める物件は実は多いです。

2021-06-21 21:00

賃貸物件を探す時「築年数」は結構気にされている方は多いですよね?
第三者的に見ても、築年数が古い物件より、新しめの方が「設備が充実」していることから、快適に住めると誰もが思います。
ただ、賃貸物件の築年数が新しいほど「家賃は高く」なってしまいますので、予算的に厳しい方は、やむを得ず築年数が古い物件を選択しなければならなくなってしまいます。
ただ賃貸業界に携わっている方なら、誰もが思っていることではありますが、賃貸の築年数は、基本的にそこまで深く考えなくても、快適に住める部屋は、実は多くあります。
では、もし築年数が古い物件に入居しなければならない時、どのような部分を確認すればいいのでしょうか?また快適に過ごせる部屋があるとすれば、どのような部屋が対象となってくるのでしょうか?

1.外壁メンテナンスをしっかりされているかどうか?

築年数が古い物件に入居する時、まず確認すべきことは「外壁メンテナンスがされているか」どうかです。
外壁は紫外線などの影響によって「外壁の色」が徐々に薄くなっていきますが、外壁の塗膜がなくなってしまうと、建物寿命が短くなるばかりではなく、通常の部屋と比べて「夏は暑く、冬が寒い」状態が続くので、冷暖房器具を常に稼働させなければ生活することが非常に難しくなってしまいます。

一方、外壁塗装工事をしっかりとされている物件においては、塗膜もしっかりと残っているので、外壁工事をしない物件と比べると、快適に過ごすことができるばかりではなく、耐震性も問題はありませんので、もし築年数が経過している物件に入居する際には、外壁の色が薄くなっているかどうかを確認して下さい。もしわかりにくい場合には、仲介会社の担当者に確認して下さい。

2.ゴキブリはどの物件でも出てきます

築年数が古い物件ほど、ゴキブリの発生率は高くなると勝手に思っていませんか?

これって単なる都市伝説にすぎず、築年数が浅い物件であっても、残念ながらゴキブリは発生してしまいます。
ゴキブリはちょっとした隙間やごみが散乱している場所=ニオイが発生する場所を好みますので、窓を開ける際には「網戸」を活用したり、生ごみのニオイが出ないように、しっかり密閉させることが重要ですが、入居前に「専門業者さんによるムシ駆除」をしっかり行っていれば、ゴキブリが発生しそうな場所にしっかりと対応してくれるので、安心して生活することができます。

3.リノベーション物件は、近年では入居者急増中

近年では、築年数が経過している物件を、新築同様の部屋に生まれ変わらせる「リノベーション物件」が増えてきています。
築年数が経過したとしても、室内設備や内装を一新させることによって、まるで新築物件に入居したような雰囲気を味わうことができ、またリノベーション物件は、新築物件と比べると「家賃」や「初期費用」が安くなっているので、新築物件に住みたいけれど予算的に厳しい方には、まさに理想的な部屋と言っても過言ではありません。

甲府市大里町にあるグレイスロイヤルは、1993年築ということもあるので、2018年以降空き部屋を順次リノベーションを行っていますが、当物件では数年前に外壁塗装工事を実施済みであり、またリノベーション後の部屋は「ナチュラルテイスト」に特化した部屋となっていることから、築年数的な部分を気にされている方はまずいません。

近年ではリノベーション物件を手掛ける所が多くなってきていることから、差別化を図るため、室内のデザイン性を強化した物件が増えてきているので、場合によっては新築物件よりおしゃれな部屋になっている可能性があり得ます。

リノベーション物件は、築年数だけがウィークポイントになってしまいますが、室内空間は、おしゃれな部屋になっていて、もし設備不良が発生したとしても、経年劣化は築年数は一切関係なく発生することであり、修理費用はオーナーさんとなるので、オトクに住むならば築年数はあまり意識しないほうがいいのかもしれませんね。

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