近大附属和歌山中学校が1年生対象の「SDGs校外学習」を実施 川や海のごみ問題、食品ロス問題、水質保全問題を学ぶ
近畿大学附属和歌山高等学校・中学校(和歌山県和歌山市)は、令和6年(2024年)12月16日(月)、中学1年生177人を対象に、和歌山市有本の紀の川河川敷で「SDGs校外学習」を実施します。和歌山市主催のSDGsイベント「ウミプラー まちなか探検隊」への参加や、廃棄果物を酵母に活用した「SDGsパン」の試食、さらに「水ときらめき紀の川館」で環境学習を行うことによって、川や海のごみ問題や食品ロス問題、水質保全問題を身近なものとして捉え、SDGsへの関心と理解を深めます。
【本件のポイント】
●中学校1年生を対象に、紀の川の河川敷でSDGsに関する校外学習を実施
●校外学習を通して、川や海のごみ問題や食品ロス問題、水質保全問題への関心を高める
●この学習も含めた1年間の成果を令和7年(2025年)3月中旬開催の「子ども海かいぎ」で発表予定
【本件の内容】
近畿大学附属和歌山中学校は、和歌山市と「SDGsの推進に関する約束」を締結しており、1年生が和歌山市「子ども海かいぎ」事業に年間を通して参加しています。校外学習で参加するSDGsイベント「ウミプラー まちなか探検隊」は同事業の一環として今年度初めて実施されるもので、ゴミ拾いやグループワーク、ビンゴゲームなどを通して、川や海の「海洋プラスチックごみ」問題などを、身近なものとして考えるきっかけとします。
校外学習ではさらに、和歌山市で手作りパンの販売と果樹栽培をされている吉信和香子さんより、廃棄される柿やレーズンを自家製酵母に活用したベーグルを無償提供いただき、試食を通して食品ロス問題への関心を高めます。また、「水ときらめき紀の川館」を見学し、水辺の生態や川の水質保全について考えます。
校外学習を通して、SDGs達成目標のうち「14海の豊かさを守ろう」(海洋プラスチックごみ)(海・川の生態系)、「12つくる責任つかう責任」(食品ロス)などについて実際に体験し学ぶことで、川や海のごみ問題や食品ロス問題、水質保全問題を身近なものとして捉え、SDGsへの関心と理解を深めます。
なお、今回の校外学習も含めたSDGs活動の成果を、令和7年(2025年)3月中旬に実施予定の和歌山市主催「子ども海かいぎ」にて、生徒がプレゼンテーション形式で発表する予定です。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)12月16日(月)10:00~15:00
※雨天の場合12月17日(火)に順延
場所 :せせらぎ公園
(和歌山県和歌山市有本地先 紀ノ川第3緑地、
JR阪和線「紀伊中ノ島」駅から徒歩約15分)
水ときらめき紀の川館
(和歌山県和歌山市有本462、
国道24号地蔵の辻交差点北進 紀の川堤防上流900m)
参加予定:近畿大学附属和歌山高等学校・中学校 中学1年生177人
【プログラム】
10:00~12:00 「ウミプラー まちなか探検隊」への参加
12:30~13:00 「SDGsパン」(ベーグル)の試食
13:00~15:00 「水ときらめき紀の川館」の見学
【関連リンク】
附属和歌山高等学校・中学校
https://www.hwaka.kindai.ac.jp/