秩父鉄道、SLパレオエクスプレスの予約開始 4月19日から運行
今シーズンから無料Wi-Fi完備・特設カウンターでの地酒提供などを開始
秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)では、2025年4月19日(土)からのSLパレオエクスプレスの運行に伴い、同年3月19日(水)から予約受付を開始します。今シーズンから12系客車内に無料Wi-Fi環境を完備し移動中でも観光情報の検索やSNS投稿等がしやすくなるほか、お土産や軽食等の車内販売に加え、4号車一部特設カウンターでの地酒提供によりさらにSL列車旅の旅情をお楽しみいただけるようになります。
詳細は、下記のとおりです。

2025年「SLパレオエクスプレス」運行について
(1) 運行期間 2025年4月19日(土)~12月7日(日)の土日祝日を中心に運行
※4月19日(土)はファーストランイベントがあります。
(2) 運行区間 秩父鉄道熊谷駅~三峰口駅間1日一往復(全席指定席)
(3) 乗車方法 事前予約による全席指定席
(4) 予約受付期間 運行日の1か月前午前0時から出発の30分前まで
※各日満席になり次第受付終了
(5) 乗車料金 乗車区間分の普通乗車券
(交通系ICカードやフリーきっぷも利用可)のほかに
「SL指定席券」が必要です。
(6) SL指定席券(大人・小児同額)
■秩父鉄道SL予約システム 1,000円(税込) ※クレジットカード決済のみ
URL https://www.chichibu-railway.co.jp/slpaleo/
■秩父鉄道の駅窓口 1,100円(税込) ※現金支払いのみ
発売駅:羽生、熊谷、ふかや花園、寄居、長瀞、秩父、御花畑、三峰口の
各駅窓口
■旅行代理店 1,100円(税込)
JTB、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム、東武トップツアーズ、
西武トラベル、京王観光
※一部の店舗ではお取り扱いを行っていない場合があります。
2025年からのSLパレオエクスプレス(12系客車内)新サービスについて
無料Wi-Fi環境完備
パスワードを入れるだけで利用可能な無料のWi-Fi環境を完備しました。
ご乗車中の観光情報の検索やSNS投稿等にご利用ください。
(1) 利用可能箇所 12系客車内すべて
(2) その他
一度の接続可能台数に制限があります。
多客時は混線等によりつながりにくい場合があります。

SL PALEO BAR
特設カウンターにて秩父鉄道沿線の地酒を提供します。
カートによる車内販売とは異なり、ご希望のお客様にカウンターへお越しいただき、商品を選んでいただいて提供するスタイルとなります。
(1) 実施期間 2025年SLパレオエクスプレス運行期間
※他イベント等に伴い実施しない場合があります。
(2) 実施箇所 12系客車 4号車一部特設カウンター
(3) 実施内容 秩父鉄道沿線の地酒の提供等

オリジナル列車カード提供
オリジナル列車カードを、新設の専用ケースに備置し提供します。
カードの種類は季節ごとに切り替えとなります。
(1) 設置期間 2025年SLパレオエクスプレス運行期間
(2) 設置箇所 12系客車 各号車前後2箇所
(3) 設置内容 オリジナル列車カード
※おひとり様各種1枚まで
※各種なくなり次第終了
※デザイン等詳細は3月下旬に秩父鉄道ホームページ等にてご案内予定です。

その他の車内サービス(既存)
(1) 車内販売 ※他イベント等に伴い実施しない場合があります。
(2) 冷暖房・お手洗い完備
(3) 車内スタンプ備置(12系客車 1号車・2号車の間)
■2025年SL運行期間中、車内スタンプを含めたスタンプラリー(SLのおしごと大解剖スタンプラリー)を開催します。
「SLのおしごと大解剖スタンプラリー」について
(1) 開催期間 2025年4月19日(土)~12月7日(日)
(2) 参加費 無料 ※交通費は各自ご負担ください。
(3) スタンプ設置箇所 熊谷、ふかや花園、寄居、長瀞、秩父、御花畑、
三峰口の各駅、SL車内、指定イベント会場(全9箇所)
※指定イベント会場は決まり次第秩父鉄道ホームページ等にて発表します。
※スタンプラリー詳細は3月下旬に秩父鉄道ホームページ等にてご案内予定です。
現在のSLパレオエクスプレスの客車は、旧国鉄12系客車を使用しています。ワインレッド色の生地の4人掛けのボックスシートは、昭和レトロなSL列車旅を演出します。


SLパレオエクスプレスについて
C58363(シゴハチ サンロクサン)号機は、1944年2月19日川崎車両で製造された蒸気機関車で、現役時代は東北を中心に活躍しました。1972年に現役引退後は、吹上町立吹上小学校(現在の鴻巣市吹上小学校)の校庭で余生を送っていましたが、1988年3月開催のさいたま博覧会にあわせて「SL運行を!」の声があがり、その大役にC58363が抜擢されました。引退から約15年間を経て秩父路を走る「SLパレオエクスプレス」として復活し、秩父路観光になくてはならない蒸気機関車として活躍中です。2023年には「SLパレオエクスプレス」運行35周年を迎えたほか、2024年にはC58363号機は製造から80年を迎え「傘寿」を祝いました。

終点三峰口駅「SL転車台公園」では、蒸気機関車の向きを回転させる転車作業を見学できます。
■整備・転車作業時間 13:00~13:40頃
※当日の運行状況等により見学や撮影等ができない場合があります。




SLパレオエクスプレス イメージ動画について
YouTubeの秩父鉄道公式チャンネルにてSLパレオエクスプレスのイメージ動画を公開中です。
美しい花々や緑の中を走るSLの雄姿のほか、整備や転車作業の様子、レトロな駅施設なども収録しています。



※都合により運行スケジュールが変更となる場合があります。
※やむを得ず、客車の牽引機がSLからEL(電気機関車)に変更となる場合があります。
※掲載内容は急きょ変更または中止となる場合があります。
◇SLパレオエクスプレスに関するお問合せ
秩父鉄道株式会社 旅客案内係・秩父鉄道SL団体係
TEL:048-580-6363



