『現場施工管理クラウドサービス SmartBee』

~トンネル、地下等の圏外エリアでの利用が可能に~

KCCSモバイルエンジニアリング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金 炯培、以下KCME)は、2021年度に工事関係者向けに業務管理・効率化を目的としたクラウドサービス『SmartBee』をオフライン状況下(トンネル、地下等の圏外エリア)でも一部機能を使用できるよう開発を行いました。
『SmartBee』は、現在ご利用されている端末で作業項目や現場情報の一括管理を可能にするクラウドサービスになります。また、『SmartBee』を導入することで、管理業務の負担が減るばかりでなく、現場の状況をリアルタイムで把握できる他、ミスや作業工数の削減につながります。

SmartBee概要図
SmartBee概要図

 『SmartBee』は現在、工事や点検業務等様々な業務のお客様にご利用いただき好評をいただいておりますが、中にはトンネル内や地下施設、地方の山中等、電波が届かない環境下でも利用したいといったお声もいただいておりました。しかしながら、『SmartBee』はクラウドサービスのため、ブラウザを用いて表示する必要があり、電波の届かない状況下では使用できません。そのため実際の現場ではスマートフォンや紙にメモを残し、電波が届く場所へ移動した際に『SmartBee』の作業内容入力フォームに入力するという対応をしていただいており、作業漏れが発生してしまう他、メモの書き損じが発生するといった課題がありました。

オフライン作業フロー
オフライン作業フロー

 そこで、課題解決のためブラウザ内へデータを保存する手段の一つであるindexDBを利用し、発行した作業入力フォームを事前に端末内へと保存することでネットワークの状態に関わらず作業内容を入力、保存することを可能にしました。
結果、お客様からは電波が届く場所まで移動してからの入力がなくなったため、課題であった電波の届かない環境での作業漏れや書き損じがなくなり、業務効率化につながったと好評をいただいております。また、今まで作業環境によって紙とデータで分けていた業務を全てデータ上で管理することが可能となったため集計の効率化にも一役買っているとのお声もいただいております。

SmartBee管理画面
SmartBee管理画面

今回の開発をきっかけに 『SmartBee』 の有効性を認めて頂くことができ、現在はさらに多くの企業様に導入をご検討いただいております。
今後、他ユーザー様、施工管理以外の活用も視野にさらなる機能向上を図りながら、『SmartBee』の導入、展開を進めて参ります。


SmartBeeについて

『SmartBee』は、作業項目や現場情報の一括管理を可能にするクラウドサービスです。設備の点検業務や現場のチェック業務など様々な分野の業務でお使いいただくことが可能となります。機能の特徴としてユーザーを無制限に登録できる他、現在ご使用されている報告書テンプレートに対し『SmartBee』で入力したデータを出力していただくことが可能です。

KCCSモバイルエンジニアリング株式会社(KCME)

所在地:〒108-0073 東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル
代表者:代表取締役社長 金 炯培
設立:2011年(平成23年)4月1日

京セラグループであるKCCSモバイルエンジニアリングは、「モバイルとICTを融合した最適化ソリューションを核に格差なく住み続けられるまちづくりに貢献するグローバルカンパニー」を目指し2011年より事業を開始しました。情報革命の基盤となるMobile Internet、AI、IoT、Big Data、仮想クラウド分野はもちろん、さらにその各分野を細分化した5G、SDN、NFV、GPON、関係するエンジニアリングまで、幅広く事業を展開しています。また、SDGsに事業を推進しています。

本件に関するお問合わせ

KCCSモバイルエンジニアリング株式会社 広報
TEL:03-3455-4119
E-mail:public-relations@kcme.jp

※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。


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