シニアインフルエンサーはオワコン⁉︎と約半年間毎日投稿し続けたが残念な結果に、経験から得た学びと今後の展望

シニアインフルエンサーとしての半年間の投稿を続けましたが、当初の想定よりは残念な結果となりました。この経験から得た教訓と、これからのSNS活用戦略についてお話しします。

2024-01-31 10:00

2023年8月から高齢者インフルエンサー(シニアインフルエンサー)のブームが到来したと感じ、シニアのインフルエンサーを募集し、新たな可能性を模索し始めました。

当初弊社が運営する学生と高齢者のマッチングサービス『まごとも』のインスタグラムに投稿されたシニアのインタビュー動画も17万再生など、好調だったため、独自のシニアインフルエンサー(どうでもえーこさん)の運用を行いました。
インスタグラムのインタビュー動画:https://www.instagram.com/reel/CmvrvbuBsln/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

どうでもえーこさんの投稿は主に、TikTokとYouTubeのプラットフォームで積極的にコンテンツを作成し、シニア世代がダンスを踊ったりする意外性や、おばあちゃんの豆知識を披露する独自性を披露し続けてきました。

YouTubeでは、夏から年末まで毎日投稿を継続しました。
しかし、約半年間の成果としては、YouTubeではわずか400人余りの登録者数に留まり、TikTokも100人をわずかに超えるフォロワー数でした。これらの数字は、我々の当初の期待に比べると低い結果であり、シニアという属性だけではSNS上での注目度は高まらないことが明らかになりました。

それでも、この半年間で得た貴重な経験は、SNSに対する深い理解へと繋がりました。失敗は成功の元と言われますが、この挑戦から得た学びを活かし、今後はより効果的なSNSの活用方法を模索していきます。

具体的には、海外で特に流行しているシニアインフルエンサーを参考にし、より多くの層に受け入れられやすさや、シニア世代特有の面白さに注力し、コンテンツの開発に注力します。
また、今までの活動を通じて獲得したファンとの関係を深め、よりエンゲージメントの高いコミュニティを構築することにも努めます。

まとめと今後の行方

このような挑戦は、一見すると成功とは言えないかもしれませんが、新たな知見と経験を積む貴重な機会となりました。弊社はこの経験を糧に、今後のSNS戦略をより洗練させ、シニア層の新しい価値を創造し続けていきます。
今年は今までとは違った分野で、SNSの運用を行う事で、今後の大きな発展を目指します。
応援・ご声援よろしくお願いします。

「まごとも」とは

「まごとも」は、株式会社whickerが高齢者に提供するサービスです。
学生が、高齢者の話し相手になったり、スマホの使い方や外出を支援をしていく中で、高齢者にとって「まご」世代の「とも」だちができることを目指します。
高齢者のQOLの向上や高齢者と触れ合うことによる学生の成長に貢献します。
株式会社whickerは、高齢化社会の新しいあり方を常に模索しています。

まごとものビジョン

「親の介護」と「仕事の両立」は、多くの家族世代が直面する深刻な課題です。経済産業省の推計によると、2030年には約318万人がこの問題を抱え、仕事と介護を両立するビジネスケアラーによる経済損失額は約9兆円に達するとされています。
また、2025年には団塊世代が全員後期高齢者になり、高齢者の増加に伴う医療・介護費負担の増加や介護事業所の倒産、介護士の高齢化といった課題が一層深刻化します。

こうした社会問題に対処するため、弊社は『まごとも』という新しい世代間交流サービスを提供しています。『まごとも』では、介護福祉士の監修を受けた若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポートなど、介護保険では対応できない幅広いニーズに応えます。

特に注目すべき点は、シニアと若者の交流がもたらす精神的な活力です。『まごとも』を利用し始めたシニアが、精神的に前向きになり、自主的に歩行訓練を行うようになり、数週間で補助器なしでの歩行が可能になった事例もあります。
こうした交流は、シニアの元気を引き出すだけでなく、ビジネスケアラーとして働く家族の介護負担を大幅に軽減する効果があります。

さらに、サービスの透明性を重視し、ご家族には終了後に笑顔の写真付きレポートを提供しています。実際に利用されたご家族からは「親の日常にハリが出て嬉しい」「親がポジティブになった」という嬉しい声が多く寄せられています。

また、京都大学および京都橘大学との共同研究により、世代間交流の価値を学術的に探求しており、今後もこの取り組みを通じて高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。

株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒602-0853 京都府 京都市上京区宮垣町91-102
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:2022年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む訪問介護型生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo

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