次世代のポータルサイト「レコード芸術ONLINE」 10月1日にオープン
クラシック音楽メディアの「批評の場」として長年親しまれた 月刊誌「レコード芸術」。その使命を核とする、次世代のポータルサイト 「レコード芸術ONLINE」が、いよいよ始動します。
創立83年目となる株式会社音楽之友社(東京都新宿区、代表取締役社長:時枝 正)は、2024年10月1日に新メディア「レコード芸術ONLINE」をオープンしました。
1952年に創刊された『レコード芸術』は、クラシック音楽の録音・録画メディアの情報を網羅した月刊誌でした。他に類を見ない媒体として高い評価をいただいてきましたが、近年の当該雑誌をめぐる大きな状況変化などを受け、2023年7月号をもって休刊となりました。休刊の発表以来、各方面から継続を希望する声をいただき、音楽之友社では、この『レコード芸術』が70余年にわたり培ってきた財産を次世代にいかに継承するか、探ってまいりました。 読者の方々からいただいた声のなかで圧倒的に多かったのが、発売された新譜の情報が的確に入手でき、購入の参考として有益な「新譜月評」を継続してほしいというものです。月刊誌としての継続が叶わないなか、この『レコード芸術』の核といえる「新譜月評」を刷新して新たな柱とし、ビギナーからコア層まで幅広く対象とする、クラシック音楽の録音・録画メディアのポータルサイト『レコード芸術ONLINE』として生まれ変わらせることが、音楽之友社のたどりついた答えでした。
そして、先行投資が難しいなか、皆様のご支援をいただきながら、『レコード芸術』を次代に継承していくために、クラウドファンディングの実施をすることを決断。目標金額の15,000,000円に対して、目標達成率113%となる17,070,998円のご支援をいただき、「レコード芸術ONLINE」の創刊が決定しました!
『レコード芸術ONLINE』は有料会員制(月会費1,000円[税別])ですが、無料記事も充実し、幅広い読者の方にお楽しみいただけます。多様化するクラシック音楽メディアを幅広く網羅し、音楽之友社だからできる信頼性の高い情報をお届けします。また、ONLINEメディアの双方向性も生かした読者参加型のコンテンツも立ち上げ、コアなファンだけでなく、ビギナー層にもクラシック音楽の魅力を伝えます。
『レコード芸術ONLINE』の主なコンテンツ■
※内容は2024年9月時点の予定であり、今後変更の可能性もございます。
♪新譜月評 (有料記事)
クラシック音楽の録音・録画された演奏を対象とした批評です。
CD・レコード/ストリーミング、国内盤/海外盤について、総勢約30名の評論家が批評します。
推薦盤のタイトルリストは、「今月のレコ芸推薦盤」として無料公開いたします。
♪新譜一覧表 (有料記事)
「新譜月評」で取り上げたタイトルのデータを蓄積し、アーカイブ化します。
♪連載 (有料記事)
WEB媒体として求められる“時代への即応”を意識した新連載です。
♪レコ芸アーカイブ (有料記事)
月刊誌『レコード芸術』が蓄積した潤沢なアーカイブから、発掘、再掲載していきます。
♪『レコ芸』執筆陣による「講座」の実施 (有料イベント)
人気執筆陣による、対面/オンライン開催の講座です。
講座の内容は記事として公開いたします。
※初年度はクラウドファンディングのリターンとして開催します。
♪最新盤レビュー (無料記事)
新譜発売日に合わせて掲載する、評論家による速報レビューです。
♪インタビュー (無料記事)
注目のアーティストへのインタビュー取材を行ないます。