長引くコロナ禍で「身体機能低下」や「肥満」の危機! 脳科学から考えられた『アダプベース』が ソリューションとなるか?8月末から広島の大学で研究開始!
株式会社wise projectは、現場で結果を出し続けている、踏むだけでカラダを変化させる『アダプベース』の研究を8月30日、9月5日に広島の大学と幼稚園の協力のもと開始いたしました。
現在コロナ禍で問題視されている「身体機能低下」や「肥満」問題のソリューションを提案できるか、研究を進めてまいります。
コロナ禍で問題視されている「子供の肥満」や「身体機能低下」の原因として名古屋大学はプレスリリースで令和3年10月に「バランス機能」の関与を指摘しています。「バランス能力」として片脚立位を計測していますが、片脚立位は地面に対し姿勢の制御を適切なタイミングで行う運動と考えられます。近年、運動学習には様々なバリエーションが必要と言われており、ランダムな傾斜という地面のバリエーションが姿勢制御の問題のソリューションとなると考えられています。
「姿勢制御」を必要とする機会の減少が体に影響を及ぼしている
長引くコロナ禍で深刻な問題になってきた身体への影響について、名古屋大学は令和3年10月にプレスリリースにて、運動機会の減少がバランス機能の低下を招き、肥満とのつながりがあることも指摘しています。報告では小学1年生を対象におこなっておりますが、年代問わずに問題は起きていると推測されます。しかし、発達期の子供に発育については特に懸念されています。
スポーツ庁が出しているデータからも持久走や反復横跳びなど姿勢制御の維持がスコアに大きく影響を及ぼす種目のスコアが軒並み落ちていることが分かっています。運動機会の減少は姿勢制御の機会を減少し能力を低下させていることが考えられます。
『アダプベース』とは何か?
令和3年6月に株式会社wise projectより発売された『アダプベース』は多くの年代の方の、片脚立位のスコアを伸ばしています。ランダムな凹凸と適度な硬さをもつ「アダプベース」は、踏むだけで、様々な傾斜地での姿勢制御をトレーニングすることができます。凹凸のある地面を歩くという運動機会が姿勢制御の多様性を生み、意識しない姿勢を正常化します。
アダプベースは株式会社Philosopher's body projectでおこなっているトレーニングや治療をもとに、脳科学を研究されている株式会社THEM 健康増進部長・中鶴 真人氏との共同開発で生まれました。脳がわかりやすく姿勢の処理の練習をできるようデザインされています。また、プロスポーツ選手もトレーニングに取り入れ始め、静かにシェアを伸ばしております。
これからの発育発達に
株式会社wise project代表 鈴木 清吾氏(柔道整復師)は、生活しやすく安全な環境が運動機会や経験を奪うことが、子供たちの発育、大人の慢性的な肩こりや腰痛といった痛みなどの症状を引き起こす可能性を示唆しています。経験するための環境を補うための遊具やツール、運動教室などの必要性を訴えています。
不整地の経験不足からくる姿勢制御テスト
両足を一直線状に並べます
目線は真っ直ぐ前を見て立つだけ
足がグラグラ不安定になるようなら問題あり