【茨城県日立市】日立市固有種「日立紅寒桜」が開花中!
一足早い春の訪れをお楽しみください
2023-01-31 10:30
日立市固有の桜である「日立紅寒桜(ひたちべにかんざくら)」が令和5年1月4日に開花し、公園を訪れる人々の目を楽しませています。
日立紅寒桜とは?
花は一重咲、淡紫ピンク色、咲き始める時期が1月中旬頃と早く、2月下旬から3月上旬に見頃を迎えます。短期間で一気に咲き誇るソメイヨシノとは異なり、少しずつ開花し、長い間花が楽しめる、大変珍しい桜です。今年は昨年11月の平均気温が高かったことが影響しているのか、例年より一週間程度早い令和5年1月4日に開花しました。
2001(平成13)年に市民公募により、花の特徴とこの土地にしかない桜を末永く守っていきたいとの願いから命名された日立紅寒桜は、2006(平成18)年8月に日立市固有の桜として、種苗法に基づき農林水産省に品種登録されました。(品種名:日立紅寒)
JR 小木津駅構内にあった原木は、日高交流センターに移植後、枯れてしまいましたが、「芽接ぎ(台木に新芽の部分を刺し込む接ぎ木の方法)」等により生まれたクローン苗木が市内の各所に植樹されました。
どこで見られるの?
現在、市内ではかみね公園をはじめ、日高交流センター、多賀市民プラザ、JR 日立駅中央口駅前広場などで約280本の日立紅寒桜を見ることができます。
日立のさくらを守るため、「さくら課」を設置!
日立市では、令和元年7月に全国でも珍しい「さくら課」を設置し、市内のさくらの日常管理と保全をはじめ、「ひたちらしさを大切にしたさくらのまちづくり」を推進しています。
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