ローコード開発ツール「Magic xpa」からLINEの AI-OCRを利用できるコンポーネントを発売

ローコード開発プラットフォームとデータ連携プラットフォームのグローバルプロバイダー、マジックソフトウェア・エンタープライゼス(NASDAQ:MGIC)の日本法人である、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：佐藤　敏雄　以下　マジックソフトウェア)は、LINE株式会社が提供する高い認識精度を誇るAI-OCR「CLOVA OCR」を、Magic xpaで開発したアプリケーションからの利用を可能にするソフトウェア・コンポーネント「MOJIRU」（モジル）を2021年9月17日より販売開始することを発表します。
今後、マジックソフトウェアはMagic xpaか様々はAI関連サービスを利用できるコンポーネントを次々にリリースすることで、業務システムへの応用をより身近なものにしてまいります。

AI-OCRコンポーネント 「ＭＯＪＩＲＵ」とは

ローコード開発ツールMagic xpaのプログラムからLINEのAI-OCRサービス、「CLOVA OCR」が利用できるコンポーネントです。スマートフォンやハンディターミナルで撮影した画像ファイルや文書画像を、Magic xpaで開発したモバイル及びデスクトップアプリケーションから「MOJIRU」を介してCLOVA OCRへ送り、認識された結果を文字情報として受け取りアプリケーションに返します。開発者はMagic xpaのプログラミングスキルのみでCLOVA OCRの機能を利用するアプリケーションの開発が可能になります。
MOJIRUをMagicアプリケーションに組み込むことで、ユーザは以下のような利用シーンでのデータ入力を瞬時に行うことができます。
・手書きの伝票や申込書等からのデータ登録業務
・製品の銘板やタグに印刷された型番や名称等の入力（加工・点検・修理・ピッキング・受け入れ業務）

「ＭＯＪＩＲＵ」の価格

AI-OCRコンポーネント 「ＭＯＪＩＲＵ」は、全国800社以上のMagic xpaパートナー、及びMagic xpaユーザに向けてマジックソフトウェアから販売されます。
・製品価格：150,000円（税別）　　　年間メンテナンス：30,000円（税別）　
※利用ユーザは、別途Magic xpaライセンス及びCLOVA OCR利用料金がかかります（LINE株式会社との契約が必要）

CLOVA OCRの特徴

CLOVA OCRは、帳票や画像に記載された文字や文章を、テキストデータへ変換するサービスです。高い認識精度で、横書き・縦書きだけでなく、丸く湾曲して書かれた文字・傾いた文字などの悪条件下での読み取りが可能で、文書解析と認識に関する国際会議（ICDAR：2019/3/29時点）では4分野にて世界No.1を獲得しました。