【名城大学】令和6年度の卒業式を挙行 3437人が晴れの門出を迎える

小原学長が各学部・研究科の代表12人に学位記を授与

令和6年度の卒業式が3月18日、名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で挙行され、学部卒業生3162人、大学院博士課程修了生56人、修士課程修了生219人が晴れの門出を迎え、思い出深いキャンパスを後にしました。ドルフィンズアリーナでの卒業式は今回で最後となり、令和7年度は天白キャンパスに建設中の「ライオンズアリーナ2026」での開催となります。
小原学長「着実に研さんを積み、本質を見誤らない人生を歩んでください」と告辞
令和5年度に続いて保護者も入場して行われた式典では、小原章裕学長が各学部・研究科の代表に学位記を授与し、告辞で小原学長は「おこるな」「いばるな」「あせるな」など普段心掛けている6つの戒めを挙げ「どんなに社会が変化しても人としての心構えは変わりません。皆さんもこの戒めを心に留め、一歩一歩着実に研さんを積みながら本質を見誤らない人生を歩んでください」と力を込めました。




「社会に必要とされ、貢献できる人材へと成長していきます」と答辞で蜂須賀さん
続いて、立花貞司理事長が祝辞で「先が見えないことや正解がない問題に対処することを不安に思うかもしれませんが、名城大学で身につけた知識、判断力、精神力をもって対処し、逃げることなく自信を持って堂々と一歩一歩力強く歩んでほしい」と期待。校友会の森誠会長は「卒業生は21万5000人を数え、37支部があります」と校友会を紹介。そのうえで「卒業生との絆を大切にしてください」と呼び掛けました。
在学生送辞は安藤暢恭さん(情報工学部情報工学科)、修了生答辞は土田将也さん(理工学研究科機械工学専攻)、卒業生答辞は蜂須賀由梨さん(農学部生物資源学科)がそれぞれ登壇。安藤さんが「先輩方のこれからの人生がより実り豊かなものになるよう願っています」と述べ、土田さんは「大学で学んだことを礎として、今後もさまざまな知識や技術を統合して実社会に貢献できるよう努力します」、蜂須賀さんは「私たち卒業生が社会に必要とされ、貢献できる人材へと成長していくことを決意します」と誓いました。






最後に、アカペラサークル「はもりね」の歌声と本学管弦楽団の演奏に合わせて学歌を斉唱。さらに、管弦楽団がはなむけの演奏として恒例のエルガー作曲「威風堂々」を力強く演奏し、節目の式典に花を添えました。式後、会場の外では、同じ学部・学科やクラブ・サークルの仲間、保護者らと記念写真を撮ったり、名残惜しそうに語り合ったりする様子があちらこちらで見られました。





