近畿大学工業高等専門学校「令和5年度第1回市民公開講座」 教員による研究シーズのポスター展示も同時開催
近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市)は、令和5年(2023年)10月28日(土)、「市民公開講座」を2部構成で行います。また、本校教員による研究シーズのポスター展示も同時開催します。
【本件のポイント】
●名張市、名張市教育委員会、名張商工会議所が後援し、市民公開講座を開催
●新聞でのコラム掲載経験のある作家が、元禄時代の俳諧師「芭蕉・其角・西鶴」について講演
●専任教員による研究シーズのポスター展示を同時開催
【本件の内容】
本校では、平成23年(2011年)からさまざまな分野における学内外の研究者を講師として招き「市民公開講座」を開催しています。講座内容は専門性が高く、市民や企業の方々が多数参加されるほか、希望する本校生徒も聴講します。
今回、第1部では作家の北村純一氏をお招きし、元禄時代の俳諧師3人「芭蕉・其角・西鶴」についてお話しいただきます。また、第2部では本校講師の山本空が「方言とコミュニケーション」をテーマにことばの「使い方」の地域差について講演します。
さらに、本校教員による研究シーズポスター展示も同時開催いたします。
【講座の内容】
■「芭蕉・其角・西鶴」 講師:北村純一氏
元禄の世、同時代に活躍した俳諧師3人の生きざま・俳句・交流についての講座です。
「古池や蛙飛び込む水の音」の句で有名な伊賀出身の俳聖 松尾芭蕉、芭蕉の一番弟子で西鶴と友人だった奇才 宝井其角、そして『好色一代男』『世間胸算用』の作者として有名な小説家にして俳諧師でもあった井原西鶴についてお話しいただきます。
■「方言とコミュニケーション~ことばの「使い方」の地域差~」 講師:山本空
地域によって差がある「ことばの使い方」についての講座です。方言というと、大阪で「ありがとう」を「おおきに」と言うように、ことばの形や発音の違いを思い浮かべることが多いですが、この講座では、形や音声にあらわれないことばの「使い方」の地域差をお話しいただきます。
【講座概要】
日時 :令和5年(2023年)10月28日(土)10:30~12:00(10:00開場)
場所 :近畿大学工業高等専門学校 1号館大教室
(三重県名張市春日丘7-1、
近鉄大阪線「名張駅」からバスにて約8分「近大高専前」下車)
対象 :一般の方(受講無料、要事前申込)
申込方法:ホームページから申込み
https://www.ktc.ac.jp/dept/koho/event/koukaikouza/
※ 住所・氏名・電話番号・メールアドレスを明示し、
電話・FAX・メールでも申込み可
主催 :近畿大学工業高等専門学校
後援 :名張市、名張市教育委員会、名張商工会議所
お問合せ:近畿大学工業高等専門学校 TEL(0595)41-0111
FAX(0595)62-1320 E-mail:kkoza@ktc.ac.jp
【スケジュール】
10:30~10:35
開会
10:35~11:35
講演 第1部「芭蕉・其角・西鶴」
講師:北村純一氏
11:35~12:00
講演 第2部「方言とコミュニケーション~ことばの「使い方」の地域差~」
講師:山本空
【講師プロフィール】
北村純一(きたむらじゅんいち)氏
作家、一般社団法人日本ペンクラブ会員
昭和23年(1948年)三重県上野市(現伊賀市)生まれ、名張市在住。昭和42年(1967年)三重県立上野高校卒業、昭和46年(1971年)大阪市立大学(現大阪公立大学)経済学部卒業後、都市銀行(現りそな銀行)入行。銀行勤務の傍ら文筆活動に従事し、朝日·毎日新聞ほか各紙にコラムや新聞小説を連載。創作活動は俳句・詩文・箴言・小説・評論・エッセーと多岐にわたる。
著書に、『侏儒の俳句―芥川龍之介に捧げる箴言集』(朝日新聞出版)、文春新書『伊賀の人・松尾芭蕉』(文藝春秋)などがある。
桔梗が丘市民センターで月1回俳句教室を開催中。
山本空(やまもとそら)
近畿大学工業高等専門学校 講師
専門分野 :日本語学
学位 :博士(文学)
研究テーマ:1)方言談話にあらわれる対称詞の対照方言学的研究
2)フィラーの談話機能の地域差
【研究シーズポスター展示】
日時 :令和5年(2023年)10月28日(土)10:00~12:30
場所 :近畿大学工業高等専門学校1号館大教室エントランス
対象 :一般の方(事前申込不要)
内容 :近畿大学工業高等専門学校
専任教員によるシーズ研究のポスターセッション
お問合せ:近畿大学工業高等専門学校 地域連携テクノセンター
TEL(0595)41-0111 FAX(0595)62-1320
E-mail:techno@ktc.ac.jp
【関連リンク】
近畿大学工業高等専門学校
https://www.ktc.ac.jp/