「住みたい街3位」に急上昇したさいたま市の秘密に迫る 『翔んだ!さいたま市の大逆転』発売

自治体運営・企業経営の活性化のヒントが満載

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年11月3日に『翔んだ!さいたま市の大逆転』(竹内 謙礼著/税込1,705円)を発売します。「ダサイタマ」と呼ばれ続け、2019年公開のヒット映画『翔んで埼玉』でもさんざんイジられた埼玉県ですが、その中核都市・さいたま市は、いまや「首都圏で住みたい街ランキング」で3位に入り(リクルート調べ「SUUMO住みたい街ランキング2023」首都圏版)、政令指定都市の「幸福度ランキング」(一般財団法人日本総合研究所発行「全47都道府県幸福度ランキング2022年版」)でも常に上位に入る人気都市に成長しました。本書では、そうした「さいたま市躍進の秘密」を、経営コンサルタントである著者が解明していきます。

■「転入超過数(0~14歳)8年連続全国1位」までの取り組み

2001年に浦和、大宮、与野の3市が合併して誕生したさいたま市は、自治体としての強い“ウリ”がなかったこともあり、「市の人口は2025年にピークを迎える」と言われていました。しかし市は、旧浦和市が「文教のまち」として栄えてきたことに着眼し、教育費に厚く市税を投資して、「学校教育の充実」をアピールしました。その結果、「子どもに良い教育を受けさせたい」という高年収のファミリー層を呼び寄せることに成功し、「転入超過数(0~14歳):全国1位(8年連続)」「人口増加率:政令指定都市2位」にまでなったのです。「限られた資産」を見事に生かした取り組みが、市躍進の原動力となったのです。

■先進的な英語教育の導入とスポーツ事業への先行投資も

全国に先駆け、いち早く取り組んだ英語教育「グローバル・スタディ(小学1年生から9年間の一貫英語教育)」で、さいたま市は「英検3級相当の英語力を持つ中学3年生の割合4年連続全国1位」になりました。さらに、さいたま市は自転車競ロードレース、マラソン、ウォーキングの3大イベントで、市民の結束力と愛着心を高めることに成功し、スポーツイベント開催で約70億円の経済効果を生み出すまでになっています。経営コンサルタントである著者は、このようなさいたま市が行った数々の取り組みは、他の自治体や民間企業のブランディング戦略・マーケティング戦略にも大きなヒントになると本書で述べています。また、同市の魅力が伝わる本書には、11月末に公開される新作映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』の武内英樹監督が、「他の市町村の皆さん、移住したくなるので読むとキケンです」という推薦の言葉を寄せています。

著者プロフィール

竹内謙礼(たけうち・けんれい)
有限会社いろは代表取締役。1970年高知県生まれ・千葉県育ち。出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場のほか、複数のネットビジネスで受賞歴あり。実店舗の集客や販促戦略、ネットビジネスを中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主から大企業まで、幅広く販促ノウハウを提供している。著書は『巣ごもり消費マーケティング』『SDGsアイデア大全』(以上、技術評論社)、『逆境を活かす店 消える店』(日本BP)、『会計天国』(共著:PHP研究所)、『訴訟合戦』(KADOKAWA)ほか。

書誌情報

タイトル:翔んだ!さいたま市の大逆転
サブタイトル:“選ばれる都市”には理由がある
著:竹内 謙礼
判型製本:46判並製
定価:1,705円(税込)
発売日:2023年11月3日
ISBN:978-4-569-85593-6
発売元:株式会社PHP研究所


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