株式会社日本ブレインウェア世界初のファンレス・デジタルビデオレコーダーの販売を開始
株式会社日本ブレインウェア(本社:東京豊島区 代表取締役 伊東久雄)は、世界初のファンレス・デジタルビデオレコーダーの販売を、8月より開始します。
【開発の背景】
監視カメラの映像録画機器であるデジタルビデオレコーダー(以下「DVR」と省略)は、昨今では店舗での普及が促進され、犯罪の証拠としても採用されております。
普及が進むにしたがって、DVRを利用されているお客様(ユーザー)から多くの要望を聞くことになりました。その中でも要望が多かったものとして「劣悪な環境にも耐えられるDVR」だったのです。
あるお客様は、店舗の厨房内にDVRを設置しているため、高温、埃、油などがDVRの内部に影響を与え、結果として寿命を短くし、修理負担が大きくなっていました。
また、他のお客様では、工場内に設置しているため、埃と油により故障が続いているとのご意見も頂きました。
DVRは非常時(強盗、窃盗、万引きなど)にしか使われないことが多く、業務以外の使わない場所に設置されることが多く、結果として機器は劣悪な環境下に置かれることになります。
DVR開発で実績のある株式会社日本ブレインウェアでは、このような実態を踏まえ、劣悪な環境下でも稼働可能であり、カメラを最大8台まで接続可能なDVRを発売します。
※4台まで(4chモデル)、16台まで(16chモデル)も受注生産可能です。
今回、「高耐久」を実現する為、設計コンセプトから見直しを行い、ファン・電源・HDD・基板構成レベルからの設計を実施し、高温度(50℃)耐久、埃及び油対策として困難とされるファンレス・密閉を実現しました。
またコンセプトの見直しと開発の結果、全ての端子を前面に集約し、メンテナンス性も向上。ネットワークにも対応しておりますので、低価格での遠隔監視を実現することが出来ました。
尚、本商品については特許出願済です。
【特徴】
1)ファンレスにより、埃・油等の侵入をシャットアウト。
2)冷却フィンの採用で周囲温度50℃まで対応。
3)高耐久HDD(標準750GB)を2台搭載、ミラーリングに対応。
4)毎秒30フレーム/秒のMPEG-4鮮明動画にて、リアルタイム再生と録画を実現。
5)現在主流のスペックの1ch音声録音に対して、音声の8ch録音を実現。
6)付属リモコン・専用ビューアによるPCからのリモートなど、多様なコントロール手段とパソコンのように扱える簡単な操作性を実装。
7)ネットワーク経由にて音声双方向伝送。
8)スイッチ、コネクタ等の全てを前面パネルに配置することにより、メンテナンス作業効率を向上。
9)拡張性に優れたUSB2.0による簡単バックアップ。
【販売価格】
オープン価格
【想定ユーザー】
店舗・倉庫・工場・駐車場・建物などで、空調による温度調整が出来ない場所、又は埃・油などの影響を受けやすい場所に、DVRの設置を行う必要のある施設ユーザーを対象にしています。
【目標出荷台数】
初年度1,000台
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社日本ブレインウェア
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-7-8 ベラカーサ南池袋1807号
TEL:03-5944-9581
担当:菊地
e-kikuchi@n-brain.co.jp