C.W.ニコル追悼展『森の祈り』11月30日まで好評 開催中
〜日本を愛し、自然を愛した人生の軌跡〜 黒姫童話館・童話の森ギャラリーにて
作家、探検家であったC.W.ニコルは、令和2年4月3日他界いたしました。
79歳でした。
「北に流氷、南にサンゴ礁がある、これほど自然環境の豊かな国は他にはない」
と、生前よく語っていたように日本の自然や文化を心から愛した人生でした。
日本の森と私たちの未来のために、ニコルが遺した人生の軌跡や想いを
ニコル自身の言葉で綴った追悼展を 長年住み続けた黒姫・童話館で開催する
ことになりました。
この追悼展を通して、多くの人の心にニコルの想いを届けたいと思っています。
ぜひ多くの方のご覧いただけましたら幸いです。
GO TO トラベルなどを利用して、是非秋の信州へお出かけください。
C.W.ニコル追悼展 『森の祈り』
開催期間: 11月30日(月)まで ( 休館日:10月30日(金)11月2日(月))
開館時間: 9:00~17:00
会 場: 黒姫童話館・童話の森ギャラリー
〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻3807-30
℡ 026-255-2250
入 館 料: 童話の森ギャラリーのみ 一般300円・小中学生200円
主 催: 信濃町
共 催: 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団
内 容 CWニコルの言葉と写真でつづる人生の軌跡
(1) テーマ 森の再生に至るC.W.ニコルを育んだもの
英国・誕生、少年時
○作家でナチュラリストのニコルを育んだ故郷ウエールズ
カナダ・北極時代 「ニコルが培った自然環境意識の原点」
○ニコルが生涯のテーマとした「自然と人間が共に生きるための哲学」を北極の民族・イヌイットから学んだ時代
エチオピア時代 「環境破壊との闘いと挫折」
○森林破壊による影響が人々の生活を破壊し内戦まで引き起こした。森林破壊と自然再生の重要さを確認した時代
日本時代 「日本での活動・アファンの森をつくる経緯」
○初来日・空手修行と日本語教師
○アファンの森をつくるに至った経緯
(2)テーマ 黒姫での森の再生の取り組を紹介
日本の未来のために 森をつくる
〇荒れた森を買取り生態系豊かな森へ
〇生物多様性の溢れる森へ
○アファンの森財団の活動
・命溢れる森で子ども達の心を育む
・被災地に森の学校を創る
・はたらく馬と共に美しい日本を取り戻す
(3)テーマ 作家ニコルの仕事・表現活動を紹介
○書籍
○生原稿・取材ノート・日記
ニコル絵画作品
テレビ番組・DVD・広告ポスター
○著名人の書簡
○ニコル愛用の道具類など
お問合せ:(一財)C.W.ニコル・アファンの森財団 担当野口 E-mail:info@afan.or.jp