将来地元での就職者を増やすため、「教育ゼミ」を開催 教員志望の生徒が本校卒業生の現役教員らと交流
近畿大学附属新宮高等学校・中学校(和歌山県新宮市)は、令和6年(2024年)3月16日(土)に、将来教員になることをめざしている高校2年生を対象に、本校卒業生の現役教員と教員志望の大学生を招いた交流会を開催します。
【本件のポイント】
●教員をめざす生徒に、将来について考え、学習意欲を高めるきっかけを提供
●本校卒業生の現役教員や教員志望の大学生を招き、在校生との交流を図る
●進路選択について考え、将来地元に帰ってきて仕事をする人を増やすことを目的に開催
【本件の内容】
本校では、進路選択について直接見たり、聞いたり、考えたりする機会を増やすこと、将来地元に帰ってきて仕事をする人を増やすことを目的として、希望者を対象に放課後の課外学習として「水産」「医療」「教育」「地域」の4つの分野のゼミを行っています。「教育ゼミ」は令和2年度(2020年度)からスタートし、将来教員をめざす高校2年生を対象に、10月から3月にかけて月に2回開講しています。今年度は10月から12月までの期間で、「理想の教師とは?」をテーマに、教育に特化した教材の視聴や本校教員へのインタビューを行い、教師に必要な資質や能力について学びました。1月から3月は、「教育をめぐる問題・課題」をテーマに、制服・いじめ・校則・クラブ・授業・ゲーム依存症・eスポーツ・SDGs・防災・インクルーシブ教育など、生徒が関心あるテーマや、教育で話題になっている内容について学んでいます。
今回は、本校卒業生で和歌山県や三重県で教員として活躍している卒業生と教員志望の大学生をお招きし、教員としての勉強や準備、職場での様子などについて学びます。生徒は、交流会・座談会を通して自己の将来を想像し、これから準備していくべきことを考え、教員という職業について知る機会とします。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)3月16日(土)13:00~15:00
場所 :近畿大学附属新宮高等学校・中学校 3号館4階 図書室
(和歌山県新宮市新宮4966番地、JR紀勢線「新宮駅」から徒歩約20分)
参加者:教育ゼミを受講する高校2年生 11名、
卒業生 4名(小学校教員2名、大学生2名)
【4つのゼミ】
地域の医療活動について考える「医療ゼミ」
観光や地域の課題を考える「地域ゼミ」
教育について考える「教育ゼミ」
マグロやタイなどの養殖について考える「水産ゼミ」
【関連リンク】
近畿大学附属新宮高等学校・中学校
https://www.shingu.kindai.ac.jp/