群馬県特有の「空っ風」にも負けない! こんにゃく農家は美肌!? その秘密は“こんにゃくセラミド”!
このたび「こんにゃくセラミドPR事務局」は、肌の乾燥の要因となる「空っ風(水分を失った風)」が特有の群馬県において、生芋こんにゃくに含まれる「こんにゃくセラミド」を日ごろから摂り続けているこんにゃく農家の方々と摂っていない方々の肌の水分蒸散量について比較検証を実施いたしましたので発表いたします。
気象庁の観測データによる月別紫外線量を観てみると、5月あたりから紫外線量が増えています。また、気温が上がるとエアコンなどの冷房による空気の乾燥も肌に大きな影響を与えます。夏は汗をかく上、湿度が高いので肌の乾燥を実感しにくいですが、紫外線やエアコンなどの外的要因による肌への負担が大きいので、夏こそ「肌のバリア機能」を意識することが重要です。
リスキーな環境の農家でありながら、生芋こんにゃくを食べている女性は美肌だった!
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医である慶田 朋子先生(銀座ケイスキンクリニック院長)の監修のもと、日ごろから生芋こんにゃくを食べている群馬県在住のこんにゃく農家の女性6名と、生芋こんにゃくを食べていない群馬県の同年代の女性9名との皮膚の状態の違いを測定しました。その結果、紫外線や乾燥の影響を受けやすい過酷な環境にあるにもかかわらず、こんにゃく農家の女性の方が、肌の水分を保持する力が強く、シワが少ない傾向があることがわかりました。
図2 シミ・シワの数
図3・4 シワの数
※TEWL(水分蒸散量):皮膚の水分がどれだけ外に逃げているかを測定した数値。数値が低いほど、バリア機能が高く保湿機能が高いことを示す。
結果要旨 実験監修:慶田 朋子(銀座ケイスキンクリニック 院長
こんにゃくセラミドは経口摂取をすることにより、肌のバリア機能を高めることが各種臨床試験によって証明されています。
今回の結果から、日ごろからこんにゃくセラミドが含まれる生芋こんにゃくを食べているこんにゃく農家の女性たちは、紫外線や空っ風など、肌にとってリスキーな環境にあるにも関わらず水分蒸散量が低く、美肌の基本ともいえる“バリア機能が高い”ことが有意差をもって証明されました。また、シワも少ない傾向にあり、こんにゃくセラミドを多く含んだ食材を食べることが、美肌を維持する上で効果があることが示唆されました。
(コメント全文は以下に掲載)
リスキーな環境の農家でありながら、生芋こんにゃくを食べている女性は美肌だった!
~実験監修 慶田 朋子先生(銀座ケイスキンクリニック 院長)コメント全文~
バリア機能は美肌の基本
肌は、全身を覆っており、成人では畳1枚ほどの面積がある最大の臓器です。表面から表皮・真皮・皮下組織の3層構造をしており、表皮の最も外側にある角層が私たちの身体を守る肌のバリアの最前線です。バリア機能が整った肌は、皮膚本来の役割を果たし、外からの刺激物も跳ね返します。バリアの状態が悪いと刺激物をはじき返すことができず、異物が奥に入り込んで、かゆみなどの炎症を起こすのです。「炎症=酸化ストレス」ですから、紫外線を浴びたときと同じように、細胞が傷つき、シミやちりめんジワなど肌老化を進行させます。十分に潤い、キメが整って、ふっくらした理想的な肌は、まさにバリア機能が健康な強い肌。つまり、バリア機能の維持こそが、「ゆらぎ肌・なんとなく不調肌」など肌トラブルの予防にもなる美肌の基本なのです。バリア機能を高めるには、その最前線で働く角層の健やかさ・潤いのキープが大切。そのカギを握るのが、セラミドを主成分とする細胞間脂質です。細胞間脂質は角層の水分保持の約8割を占めています。
図5 肌のバリア機能
こんにゃくセラミドは臨床試験でバリア機能を高めることが証明されている素材
美肌の基本であるバリア機能を高めるサプリメント素材として、こんにゃくセラミドが有効であることは図6、7に示すようにいくつもの臨床試験において証明されています。一般的なセラミドサプリメントの1日あたり推奨量1.8mgに比べて0.6mgという低用量のこんにゃくセラミドを経口摂取することでも、バリア機能が高まることが分かっています。
<こんにゃくセラミドを含んだ生芋こんにゃくを食べている農家の女性は、バリア機能も高いことが明らかに>
そこで、こんにゃくセラミドが含まれている生芋こんにゃくを、週に1回以上数年にわたって食べている方(60代を中心としたこんにゃく農家の女性)と、生芋こんにゃくを食べていない方(同年代の内勤女性)とで、肌のバリア機能やシワなどに差があるのか等を調べる試験を行いました。すると、図1、2にもあるように農家の女性の方が、紫外線や空っ風などの肌にとってリスキーな状態で長年農作業をされていたにも関わらず、肌のバリア機能を示す水分蒸散量が低く(低いほどバリア機能が高い)、シワも少なめであるという結果が出ました。水分蒸散量は全体的に低い傾向でしたが、特に外部環境の影響受けにくい二の腕については有意差が出ており、こんにゃくセラミドを経口摂取した各種試験の結果も考慮すると長年の食生活が肌のバリア機能へ好影響を与えたと推測できる興味深い結果となりました。逆にシミが多めなのは農作業による紫外線の影響が出てしまったものと思われます。以上の結果からリスクのある環境下においてもこんにゃくセラミドを多く含む生芋こんにゃく(100gでセラミド含有量約0.6mg)を長年摂取することが肌にとって良い影響を与えることが示唆されました。セラミドは年齢とともに失われ、ストレスなどでも減少します。健康的な美肌を保つ上でも、生芋こんにゃくなどの食材を積極的に食べたり、サプリメントを活用することが有効と考えます。
図6 こんにゃくセラミド摂取後の右頬の皮膚水分蒸散量変化
出典:向井克之ほか、薬理と治療, 46(5), 781-799(2018)
【図7 こんにゃくセラミド摂取12週後の経費水分蒸散量においてプラセボ群との群間比較における有意差検定結果】
出典:向井克之,COSMETIC STAGE,13(2),18-25(2018)
1)向井克之ほか,薬理と治療, 46(5), 781-799(2018)
2)T.Uchiyama et al., J.Health Sci, 54(5), 559-566(2008)
3)内山太郎ほか, 薬理と治療, 39(4),437-445(2011)
〇:P<0.05
―:P≧0.05
<実験監修>慶田 朋子先生(皮膚科医/医学博士/銀座ケイスキンクリニック院長)
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医。医学博士。1999年東京女子医科大学医学部医学科卒業。東京女子医大皮膚科助手、聖母会聖母病院皮膚科医員、都内皮膚科・美容クリニック勤務を経て、2006年有楽町西武ケイスキンクリニック、2011年銀座ケイスキンクリニック開設。皮膚科学全般の豊富な知識と経験に裏打ちされた、最新の医療機器と注入テクニックを組み合わせたメスを使わない「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える美容皮膚科治療で人気。
著書:「365日のスキンケア」池田書店、他
慶田 朋子先生
実験概要
プロトコル
対象者 : 群馬県在住の40代~60代の女性 15名
・深刻な病気がなく、皮膚の病気(アトピー等)が無い
・セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など
美容サプリメント・美容ドリンク・美容ゼリーなどを
常用していない
測定日 : 2019年1月24日、25日 両日とも晴天
測定場所・環境: 群馬県内企業の会議室
温度は20度を上回らないようにエアコンでコントロール。
湿度は両日とも20~22%
実験方法 : 測定当日までの事前準備
<測定機器>
・TEWL(水分蒸散量) Tewameter TM300
・角質水分量 Corneometer CM825
・シワ、シミなどの測定 VISIA
<生芋こんにゃくに含まれるこんにゃくセラミド量>
・生芋こんにゃく100g(板こんにゃく約0.5枚)=
約0.6mg 含まれています。
実験監修 : 慶田 朋子
(皮膚科医/医学博士/銀座ケイスキンクリニック院長)
こんにゃくセラミドPR事務局について
こんにゃくセラミドPR事務局では5月29日こんにゃくの日に向け、今回の実験でも明らかになった【こんにゃくセラミド】の潤い・美肌効果について、引き続き情報発信してまいります。
こんにゃく芋に豊富に含まれる【こんにゃくセラミド】の働きについてより多くの方に知っていただき、毎日を楽しく過ごすためにお役立ていただける情報をお届けいたします。