【経済産業省主催DXセレクション「優良企業」に選出】『非IT人材で成果が出る DX成功ルール』2025年6月24日(火)刊行

株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は永谷顕著『非IT人材で成果が出る DX成功ルール』(https://www.asa21.com/book/b661693.html)を2025年6月24日(火)に刊行いたします。
海外からも視察殺到! IT人材ゼロでもDX化が成功するルール
大阪で水道・ガス・電気設備工事を行う中小企業・ミヨシテックは、全社員が非IT人材ながら、経済産業省の「DX認定」および「DXセレクション2024」の優良事例企業に選出された注目企業です。クラウドツールやRPA、AIを導入し、業務の属人化や非効率を解消、年間数百時間の業務時間削減を実現。社長の強いリーダーシップのもと、社員自らアプリを開発する“市民開発型DX”を推進し、国内外からの視察も相次いでいます。本書では、その具体的手法と再現可能な成功ルールを紹介しています。
※ 以下 本書より一部抜粋
なぜDX化が必要なのか?
①顧客ニーズが多様化している
多様なニーズに迅速かつ柔軟に対応できる
②働き手が減っている
少ない人手でも高い生産性を維持できる
③SE(システムエンジニア)不足が深刻化している
さまざまなツールの登場で専門知識がなくても業務のデジタル化を進められる
④働き方改革への対応が求められている
社員の働き方や会社の文化にも変化をもたらせる
成功ルール① ツール活用
DXの推進にあたっては、ツールの選択がとても重要。 キントーンを情報集約・管理のハブとして、さまざまなツールと連携させています。各ツールの使い方と、ツール選択時に重要なポイントを解説。
◯事例:部品発注管理のデジタル化
(以前)注文を手書きで記入・管理
(現在)CSVデータからキントーンに反映
▶ 二重注文の防止 + 年間480枚の用紙、年間80時間の入力時間削減に

成功ルール② RPA
◯RPAとは?
定期的で繰り返しの多い業務を自動化する技術 例:データ入力、レポート作成 など
◯導入のメリット
①社員が重要な仕事に集中できる
②少人数でも仕事がこなせる
③ミスを減らすことができる
④コストの削減が期待できる
⑤「重要な情報」を効率よく集められる
⑥データの連携がスムーズになる
◯事例:予算書印刷の自動化
(以前)総務担当者が手作業で印刷
(現在)ロボパットが自動で印刷+管理アプリに「出力済」ステータスを自動入力
▶ 年間で約180時間の時間削減に
成功ルール ③データ分析 ④「市民開発」
データ分析プラットフォーム「KI」を採用し、キントーンと組み合わせて使用することで、データの一元管理と高度な分析が可能に。見積依頼や受注分析、在庫・トレンド部品の管理に応用。また、データ活用のハードルが下がり、社員から「これはKIでできる」と声が上がるなど、 「市民開発」への意識改革が進みました。外部に頼らず社内にノウハウを蓄積できる点も、中小企業のモデルとして注目されています。
書籍情報

タイトル:非IT人材で成果が出る DX成功ルール
著者:永谷顕
ページ数:248ページ
ISBN:978-4-86667-760-6
価格:1,650円(10%税込)
発行日:2025年6月24日
書籍紹介ページ:https://www.asa21.com/book/b661693.html
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866677600/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb//18227463/
目次
1 これだけ! DX化の成功ルール
2 これだけ! ツール活用の成功ルール
3 これだけ! RPAの成功ルール
4 これだけ! データ分析成功ルール
5 これだけ! 「市民開発」成功ルール
6 DX化の成功ルール【事例編】
著者プロフィール
永谷顕(ながたに・けん)

株式会社ミヨシテック代表取締役社長
1973 年、兵庫県西宮市出身。1996 年、神戸商船大学(現・神戸大学海洋政策科学部)卒業。1998 年、神戸商船大学大学院修了。同年、株式会社ミヨシテック入社。2008 年より現職。
「決めた目標に脇目もふらず突き進む」「必要であれば、既存のシステムを容赦なく壊す」ことから、「ブルドーザー社長」と呼ばれる。島根県松江市観光大使。株式会社ミヨシテックは非 IT 人材のみで DX 化を推進し、2022 年 7 月「DX 認定」、「kintone AWARD 2022」ファイナリスト、「2024 年 DX セレクション」優良事例企業に選定される。同社の DX 化の取り組みを学ぼうと、国内外から視察が絶えない。