常石造船 冬物衣類を寄贈したフィリピン人看護師・介護福祉士候補の方々から感謝状受け取る
2017-12-28 09:00
常石造船株式会社(所在地:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:河野健二)は、一般財団法人フィリピン協会からの依頼に賛同し、フィリピン人看護師・介護福祉士候補の方々へ冬物衣類を寄贈し、感謝状を受け取りました。
フィリピン人看護師・介護福祉士候補者は、日・フィリピン経済連携協定(2008年発効)に基づき2009年から日本が受け入れを実施しているもので、これまでに1,906人(看護師候補者506人、介護福祉士候補者400人 平成29年度現在、厚生労働省HPより)のフィリピンの方々が来日しています。来日後は6ヶ月間の日本語研修等を経て、全国の病院や介護施設で就労・研修を行いながら、看護師は3年以内、介護福祉士は4年以内での資格取得を目指します。
常石造船は一般財団法人フィリピン協会からの依頼に賛同し、今年4月から5月にかけて常石グループ各社に呼びかけダンボール箱計33個分の冬物衣類を収集し、10月に協会を通じて関西、横浜で研修を行っているフィリピン人看護師・介護福祉士候補の方々に寄贈しました。
常石グループへ感謝状として届いた手紙や色紙には「手間と時間をかけて服を集めてくださり、ありがとうございます」「冬は初めて経験するのでありがたいです」「これから皆、全国の病院へ分かれて実習に挑みますが、どこへ行っても頑張ります」といった感謝の気持ちや資格取得を目指す決意が書かれており、笑顔で冬服を着ている写真も添えられていました。
常石グループでは今後も一般社団法人フィリピン協会と協力しながら、日本・フィリピン両国の相互理解と親善、文化交流、人的交流の促進に貢献していきます。
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