ソース、調味料、ドレッシングの市場- 成長、動向、COVID-19の影響、予測(2023年-2028年)

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「ソース、調味料、ドレッシングの市場- 成長、動向、COVID-19の影響、予測(2023年-2028年)」(Mordor Intelligence Pvt Ltd)の販売を4月24日より開始しました。

ソース、調味料、ドレッシングの世界市場は、予測期間中に4.9%のCAGRで推移すると予想されています。

パスタや米などの食品は、さまざまなソースやスパイス、ドレッシングと一緒に消費され、世界的に流行が続いています。スパイシーな食品へのシフトが進むことで、さまざまな調味料、ソース、ドレッシングの需要が大幅に高まると予想されます。若年層の人口増加や、国家間・国間の異なる食品を頻繁に試すというペースの速い傾向は、消費者の味覚に訴える伝統的・民族的な風味を革新するソースメーカーに多くの成長機会を提供しています。

マスタードソースなどのソースの健康上の利点に関する知識の高まりは、その需要を後押しする主要な要因となっています。例えば、マスタードソースにはカリウムとリンが豊富に含まれており(100グラム中カリウム83ミリグラム、リン57ミリグラム)、心臓病を患う人に最適です。また、イエローマスタードソースに含まれるカルシウム(100g中約32g)は、骨や歯の成長・発育に欠かせない成分です。

アジア太平洋地域でソース、調味料、ドレッシングの需要が増加しているもう一つの理由は、文化的な影響の拡大です。アジア諸国では西洋文化であるバーベキュー料理や調味料が、その健康上の利点と異なる味覚のために有名になってきています。さらに、ソース、調味料、ドレッシングは、調理済みの食事やストリートフードに採用されることで、その人気が高まっています。

ソース・調味料・ドレッシングの市場動向

若年層における各国料理の人気上昇

ソーシャルメディアの普及により、食のあり方が根本的に変化しています。従来の枠にとらわれない食の探求が、外国料理やエキゾチックな食材への需要の高まりにつながり、家庭でも外国のレシピで遊んでみようとする人が増えています。インターネットの普及とソーシャルメディアへのアクセスのしやすさは、食の選択に影響を与え、若者の間で国際料理の需要を促進しています。日本の財務省によると、2020年の日本からの混合ソースの輸出量は約6640万キログラムにのぼります。ミックスソースは、日本の調味料輸出市場の中で主要な商品となっています。

南北アメリカ、欧州、中東では、仕事や教育などさまざまな目的で移住する人が増えており、これらの地域の食の風景が変化しています。そのため、市場では中国、日本、タイ、インドなどのエスニック料理のバリエーションが人気を集めています。また、ミレニアル世代の動向として、世界各国の料理への傾倒が高まり、新たな料理の開拓につながっていることが見て取れます。例えば、2022年4月、日本のメーカーであるキッコーマンは、インドで新鮮な100%ベジタリアンの牡蠣風味のソースを発売しました。天然素材とキッコーマンの醤油をベースにして製造されています。

家庭外での食の消費が増えています。このため、消費者は新しい国際的な料理を試しており、ソース市場を牽引しています。デジタル技術とオンラインフードデリバリープラットフォームの成長、特にDeliverooやUber Eatsなどの新しいプレーヤーが、家庭外環境の重要性を高めています。

支配的な地域としての欧州の台頭

欧州諸国は、味覚や嗜好が多様化した全く異なる市場です。英国では、健康的な生活、新しい風味のプロファイル、パッケージの利便性を選択する人が増えています。ソース、調味料、ドレッシングは、ハーブ、スパイス、トマトペースト、醤油ソース、パスタソース、ピューレ、クッキングソース、ケチャップ、マヨネーズ、マスタード、サラダドレッシング、ディップなど、総称して「ソース類」と呼ばれています。観光業や病院が推進する国際的な料理の着実な流入により、市場の需要は緩やかに拡大しています。家庭での調理を想定した製品で、こうした消費者の動向やニーズに応えようと考えているのです。スペインなどの欧州諸国では、レストランやカフェに比べ、家庭での食事消費の増加が最も顕著に見られます。例えば、2021年、Lacteos COVAPは、家庭で調理され、人工着色料や保存料を使用しないグルテンフリーの新しいベシャメルソースを発売しました。

ロシア輸入促進センターは毎年、コショウなどの調味料を輸出しており、2021年には輸出の50%以上を占め、コリアンダーは19%、シナモンは11.1%を占めました。残りの輸出品には18種類の香辛料が含まれ、それぞれ2%以上を占めています。また、2022年、ベトナムはロシアに1,600トンのスパイスを出荷し、87.5%増、400万米ドルとなり、60%以上を占めました。輸出の大半は胡椒です。

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