マネーフォワード、相続課題の解決を目指す「マネーフォワード お金のバトンβ」を新たに提供開始
デジタルツールと相続のプロ※1への相談で、ユーザーにあった情報整理とサポートを届ける
株式会社マネーフォワードは、相続に関する課題解決を目指すサービス『マネーフォワード お金のバトンβ』(以下、本サービス)を2023年9月21日(木)から提供開始しました。社会問題とも繋がる相続に関して、デジタルツールとプロへの相談環境を提供することで、多種多様な悩みや課題の解決を支援します。
※1:ここで指す「プロ」は、当社が提携する相続専門の相談員を指します。
<本サービスの特徴>
・相続に関する全般的な悩みや不安、課題について、提供する3つのデジタルツールで見える化。対応が必要なタスクなどの情報整理をサポートします。生前からの相続準備(終活)にも活用可能です。
・デジタルツールで見える化した状況をもとに、必要に応じて本サービスと提携する相続専門の相談員の目線から、課題解決に向けた適切なアドバイスを提供し、実際に解決策もご提案します。
・公式サイト:https://relay.moneyforward.com/
■本サービスで提供するデジタルツール、およびマイページについて
本サービスで提供するデジタルツールは、ユーザー自身が資産を遺す場合や、家族から資産を受け取る場合に発生する悩みや不安、課題に対して、被相続人・相続人のどちらの立場からでもご利用いただけます。マネーフォワードID※2をお持ちの方は、本サービス上でログインいただくことで、ツールで提示された情報をマイページ上で保存可能です。
※2:マネーフォワードIDは、当社が提供するサービスをご利用いただくための共通IDです。ご登録方法等、詳しくはこちら(https://id.moneyforward.com/helps)をご覧ください。
(1)相続に関する悩みを選択すると、やるべきことをわかりやすく見える化できる「やることリスト」
現在の悩みに当てはまる項目を選択することで、「やることリスト」が作成されます。また、被相続人が亡くなられた場合は、命日を登録することで、以降発生する手続きの対応期限(目安)も見える化されます。各タスクの完了ボタンを押すことで、対応が完了した日付も記録されます。
(2)自分の資産が誰に、いくら渡るのか簡単にチェックできる「相続財産シミュレーション」
自分に「もしも」のことがあった際、資産は誰にいくら渡るのか、相続税は発生するのかを確認できるシミュレーションツールです。配偶者や子ども、両親や兄弟などの家族構成、そして現在の金融資産額や所有している不動産の想定売値、遺族が受け取る死亡保険金など、シミュレーターに入力された情報から、相続人の構成や相続割合、相続税発生の有無などを表示します※3。
※3:シミュレーション結果は、法廷相続分の概算です。正確に算出したい場合には、提携する相談員への相談をお勧めします。
(3)相続に関する潜在的な課題を把握できる「家族とお金のリスク診断」
自分と家族のお金について、相続に関する潜在的リスクを簡単に確認できる診断ツールです。診断結果では、想定されるリスクとともに、その潜在的リスクを回避するための「やることリスト」も自動作成されます※4。また、診断結果は家族との共有※5が可能です。
※4:(1)の「やることリスト」の中に作成されます。
※5:ご家族とのシェアは、コミュニケーションアプリ「LINE」を使って行うことができます。
(4):整理した情報を一元管理。自分の状況を可視化するマイページ
3つのデジタルツールで整理・提示された情報は、ユーザー専用のマイページ上で一元管理されます。マイページ上から、それぞれの情報にアクセスすることが可能です。実際に相談員への相談を行われる際には、マイページ上から予約、予約情報のチェック、ご相談履歴などを確認できます。
■本サービスの概要
・名称 :マネーフォワード お金のバトンβ
・利用料金 :ツールの利用、および相談員への初回相談は無料※6
・相談対応エリア:東京都および大阪府※7(対応エリアは今後拡大予定です。)
・公式サイト :https://relay.moneyforward.com/
※6:ご相談いただいた内容やそれぞれのご状況をお伺いする中で、必要な対策に関する契約が発生した際には、別途その費用が発生します。
※7:相談員への相談以外は、居住エリア問わずご利用いただけます。
■相続に関するサービス提供の背景
相続とは、自分自身だけではなく、周囲の人にも大きく関わる出来事です。また同時に相続対象となる資産や、発生する相続税、相続人同士の遺産分割協議など、お金にまつわる悩みや課題が発生しやすい領域でもあります。
相続というキーワードに対するイメージを、当社が提供するお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』の利用者にアンケート調査を行ったところ、32.4%が「ネガティブに感じる」と回答し、その理由として「相続を受ける側、相続をする側の手続きが複雑そう、面倒そうに感じる(49.3%)」が最も多く挙げられました。
実際に相続が必要になった際、遺族は被相続人が亡くなった事を知った日の翌日から10か月以内※8には相続税の申告を行う必要があります。同時に相続人同士の遺産分割協議が行われる場合があり、並行して進めていく手続きが数多くあります。
様々なハードルを感じる領域である相続に対して、ユーザーの大切な資産や、それに関わる意志を未来へ繋ぐサポートができたらと考え、新たなサービスを提供します。今後は、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』や、その他既存の個人向けサービスとの連携も視野に入れながら、本サービスをよりユーザーにとって活用頂きやすく改善を続け、新たな機能開発を進めてまいります。
これからも当社の強みである「見える化」を活かしながら、ユーザーの人生に関わる様々なお金の課題の解決に取り組みます。
※8:(参考)国税庁ホームページ 「相続税の申告のしかた(令和5年分用)」2ページ「(1) 相続税の申告書の提出期限(https://www.nta.go.jp/publication/pamph/sozoku/shikata-sozoku2023/pdf/E01.pdf)」より
■「相続に関するイメージ」アンケート調査概要
調査内容: 「相続」に関するイメージ調査
実施時期:2023年7月25日(火)~8月7日(月)
調査対象:お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』利用者(回答者数 451名)
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査(アプリ内のお知らせ欄へ掲出)
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立 :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/
*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。