近畿大学アンチエイジングセンター 第35回市民公開講座 「こうなる!2025大阪・関西万博」をテーマとした講演を実施

2024-10-15 14:30
令和5年(2023年)開催の「第30回市民公開講座」の様子

近畿大学アンチエイジングセンター(大阪府東大阪市)は、令和6年(2024年)10月19日(土)、近畿大学東大阪キャンパスにて、市民公開講座を開催します。第35回目となる今回は、「こうなる!2025大阪・関西万博」をテーマに、大阪・関西万博パビリオンをプロデュースする方々をお招きして講演いただきます。また、参加者には近畿大学アンチエイジングセンター監修の「アンチエイジング弁当」を参加者に無料配布します。

【本件のポイント】
●2025大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンの全貌を知り、今後の医療の変化を学ぶ
●日本が世界をリードする革新的な技術であるファインバブルについて学ぶ
●疾病の予防や進行を阻止することを目的とした「近大アンチエイジング弁当」を無料配布

【本件の内容】
予防医学領域におけるアンチエイジング(抗老化)の基盤および実践的研究は、世界的にも特に著しい高齢化が進む我が国において極めて重要です。近畿大学アンチエイジングセンターでは、国民の第一の財産である健康を守り、健康寿命を延ばし、生き生きとした社会を創るため、学術的研究のみならず、スポーツ教室の他、講演会や研究会を通じて市民の健康増進に貢献しています。
今回開催する「第35回市民公開講座」では、「こうなる!2025大阪・関西万博」をテーマに、2050年のミライの医療から今後の医療の変化、そして革新的なファインバブル技術について学んでいただきます。また、参加者には、農学部食品栄養学科の学生がオリジナルメニューを、文芸学部芸術学科造形芸術専攻の学生がパッケージデザインを考案した「近大アンチエイジング弁当」を無料で配布します。

【開催概要】
日時  :令和6年(2024年)10月19日(土)13:00~15:30(12:30受付開始)
場所  :近畿大学東大阪キャンパス C館 1階 101教室
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :一般の方(定員150名、参加無料)※定員に達したため受付終了
お問合せ:近畿大学アンチエイジングセンター(https://www.kindai.ac.jp/antiaging/
     TEL(06)4307-3058

【講義内容】
<講演1>
タイトル:いよいよ来るぞ、2025大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンの全貌
講師  :大阪大学大学院医学系研究科 寄附講座教授 森下竜一氏
時間  :13:00~14:00
講演内容:令和7年(2025年)4月13日から10月13日には、いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして2025年日本万国博覧会が開催される。想定来場者数は約2,800万人、経済効果は約2.5兆円と試算されている。会場は、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で、2030年にはIR(総合リゾート)が建設され、万博の跡地活用と合わせて、新しい大阪のリゾート地区となる予定である。
サブテーマは、Saving Lives(いのちを救う)、Empowering Lives(いのちに力を与える)、Connecting Lives(いのちをつなぐ)である。コンセプトは、People's Living Lab(未来社会の実験場)とされており、万博の会期前から多様な参加者がそれぞれの立場からの取組み(例えば、健康・医療、デジタルをテーマにしたもの等)を持ち寄り、SDGs達成に資するチャレンジを会場内外で行い、未来社会をただ考えるだけでなく、行動することによってリアルに描き出そうという試みである。大阪府や大阪市では、2050年のミライ社会を描く地元パビリオン、「大阪ヘルスケアパビリオンNest for Reborn」の出展を行う。このパビリオンでは、2050年のミライのオオサカを展示する予定である。主な企画として、10歳若返りの旅「REBORNライド」や、2050年の将来の医療を体験できる予定である。
本講演では、その一端を紹介し、2050年のミライの医療から今後の医療の変化を感じてもらいたい。

<講演2>
タイトル:ミラブル技術で万博から世界へ
     ~70年万博で見た人間洗濯機がミライ型となって登場!!~
講師  :株式会社サイエンスホールディングス 代表取締役会長 青山恭明氏
時間  :14:20~15:20
講演内容:ファインバブルとは日本が世界をリードする革新的な技術であり、ここ数年で認知が拡大している。弊社の持つファインバブル技術において、洗浄や肌ケアには十分な有意差が認められており、現在シャワーヘッドやお風呂の入浴装置以外にもキッチン水栓や医療・介護の現場にも展開が浸透している。
2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでは、70年大阪万博で有名になったサンヨー館の人間洗濯機から派生し、浸かるだけで身体が洗浄されるだけでなく、肌の角質層まで水分を届けると同時に、心も綺麗にする「ミライ人間洗濯機」を披露予定。心を綺麗にする部分においては、大阪大学にある産業科学研究所に弊社の共同研究室を設け、背中からセンシングすることでその時の体調、ストレス度合いなどを可視化、また気分転換できるような映像をAIが判断、セレクトし投影する。万博会場では一般公募で体感入浴を希望する方に入っていただく予定だ。

【アンチエイジング弁当の提供】
アンチエイジングセンターでは、食生活に直結する食事(アンチエイジング弁当)の開発を通して、健康寿命の延伸に悪影響をおよぼす疾病の発症を予防し、疾病の進行を阻止することを目的とした研究を進めています。薬学総合研究所と農学部が取り組む「アンチエイジング弁当プロジェクト」において、農学部食品栄養学科の学生がオリジナルメニューを考案した「アンチエイジング弁当」を、株式会社からここカンパニー(大阪府八尾市)が作成しました。また、パッケージデザインは文芸学部芸術学科の学生が考案しました。

商号  :株式会社 からここカンパニー
所在地 :大阪府八尾市相生町1丁目8番地43号
代表者 :代表取締役社長 小林雅代
事業内容:飲食業
設立  :昭和32年(1957年)
従業員数:350人

【関連リンク】
アンチエイジングセンター
https://www.kindai.ac.jp/antiaging/
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/
薬学総合研究所
https://www.phar.kindai.ac.jp/centers/

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