メンタルヘルスの不調を 一番強く感じているのは20~24歳の女性で約7割に 「あしたメディア by BIGLOBE」が メンタルヘルスに関する意識調査を発表 ~若年層はリアルよりもネットのコミュニケーションが好き~
BIGLOBEは、「社会を前進させるための情報発信」をコンセプトに、著名人によるコラム、インタビュー、SDGsやソーシャルグッドの事例などを紹介している「あしたメディア by BIGLOBE」にて、主に若年層を対象とした意識調査を実施しました。本日、「メンタルヘルスに関する意識調査」を発表します。
本調査は、全国の18歳から69歳の男女1,000人(18~19歳100人、20代500人、30代から60代までそれぞれ100人)を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2024年3月19日~3月22日、調査方法はインターネット調査です。
調査結果のトピックス
- メンタルヘルスの不調を一番強く感じているのは20~24歳の女性で約7割に
- メンタルヘルスの不調で病院などの診察を受けたことがある20代男性は約4割
- 他者とコミュニケーションを取るのが億劫と感じているのは40代女性で7割以上
- 「リアルよりもネットのコミュニケーションが好き」と回答したのは10代男性で6割
調査結果詳細
- メンタルヘルスの不調を一番強く感じているのは20~24歳の女性で約7割に
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(18~19歳100人、20代500人、30代から60代までそれぞれ100人)に、最近、メンタルヘルスの不調を感じるかという質問をした。その結果、「(不調を)とても感じる/やや感じる」を合わせた回答した人の割合が一番高かったのは20代女性で58.8%、次いで40代男性の56.0%という結果となった。
10~20代の若年層(18~19歳100人、20代500人)について詳しく見てみると、20~24歳の女性が「(不調を)とても感じる/やや感じる」と回答した人の割合が一番多く、68.8%と約7割にのぼった。
- メンタルヘルスの不調で病院などの診察を受けたことがある20代男性は約4割
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(18~19歳100人、20代500人、30代から60代までそれぞれ100人)に、メンタルヘルスの不調で病院などの診察を受けたことがあるかという質問をした。その結果、「ある」と回答した人の割合が一番高かったのは20代男性で37.2%と約4割、次いで20代女性が32.4%であった。
10~20代の若年層(18~19歳100人、20代500人)について詳しく見てみると、「(病院などで診察を受けたことが)ある」と回答した人の割合が一番高かったのは20~24歳男性の38.4%で、次いで20~24歳女性の36.8%であった。20代前半は男女ともに他世代に比べて、病院で診察を受けたことがある人が多いという結果となった。
3.他者とコミュニケーションを取るのが億劫と感じているのは40代女性で7割以上
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(18~19歳100人、20代500人、30代から60代までそれぞれ100人)に、他者とコミュニケーションを取るのが億劫と感じると思うかを質問した。その結果、「とても感じる/やや感じる」と回答した人の割合が一番高かったのは40代女性で72.0%であった。
10~20代の若年層(18~19歳100人、20代500人)について詳しく見てみると、20~24歳女性の「とても感じる/やや感じる」をあわせた回答は68.8%と、40代女性には及ばないものの、高い割合となった。
4.「リアルよりもネットのコミュニケーションが好き」と回答したのは10代男性で6割
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(18~19歳100人、20代500人、30代から60代までそれぞれ100人)に、リアルよりもネットのコミュニケーションが好きかと質問をした。その結果、10代男性では「そう思う/ややそう思う」をあわせた回答の割合は、60.0%になった。この回答は、年代が若いほど「そう思う/ややそう思う」と答えた人の割合が高い結果となっている。
リアルのコミュニケーションが億劫と感じている若年層は、ネットのコミュニケーションを活発化させることによって人とのつながりを求めているようだ。
10~20代の若年層(18~19歳100人、20代500人)について詳しく見ると、女性より男性の方が「ネットのコミュニケーションが好き」と回答した人の割合が高い結果となった。
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。
調査概要
・調査名 :「あしたメディア by BIGLOBE」メンタルヘルスに関する意識調査
・調査対象:全国の18歳から69歳までの男女1,000人
(18歳から29歳までの若年層の男女600人と、
比較対象として全国の30歳から69歳の男女400人の合計1,000人)
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2024年3月19日~3月22日
BIGLOBEでは、現代社会が何を課題と捉え、人々が何を必要としているのかを把握するために、若年から高齢の幅広い方々に向けて、多様な角度から意識調査を実施しています。
「BIGLOBE調べ」 https://www.biglobe.co.jp/research
このたびの調査結果を踏まえ、BIGLOBEは、人と社会の多様な未来づくりに貢献する「SDGs Action by BIGLOBE」を推進してまいります。
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