留学に行けない後輩のために 学生団体「RESA」立ち上げ
~コロナ禍でできる留学準備をサポートしたい~
麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では学生留学アドバイザー団体RESA (リーサ)が留学に興味を持つ後輩学生のサポートをしています。
RESAとは“Reitaku University Exchange Program Student Advisers”の略称で、自らが留学を通じて得た情報をこれから出発する学生や留学に興味を持っている学生に発信したいという思いから、2020年5月に有志学生が発足させました。現在、9名の学生が所属しており全員が留学を経験しています。留学先はアメリカ、カナダ、中国、ドイツなど多国に渡ります。
これまでに、学生が企画して、留学先での意外と知られていない慣習や日常生活で困ったことなどの異文化体験をクイズ形式で伝えるイベント「留学体験 Shaberi Bar by Zoom」やパネルディスカッションを実施してきました。
現在は、コロナ禍において留学は中止されていますが、いざ再開となった時には準備万端となるよう、オンライン等を活用して個別留学相談会も随時実施しています。これらのイベントに参加する学生は、「留学したいけど何から始めたらよいか」、「留学前に英語力はどれくらい必要か」「ホームシックにはならないか」など疑問や不安がありますが、それらを直接、留学を経験した先輩に相談することができます。
参加した学生からは「リアルな実体験や苦労したことを聞くことができ『実際行ったらこんなことがあるのか』とより現実的に留学を考えられるようになりました。」との声が寄せられています。
RESAの代表を務める外国語学部4年次生の矢野 流星(やの りゅうせい)さんは「コロナ禍で留学に行けずに落ち込む後輩のために、手探りではありますが、何か先輩としてできることを企画したいとおもい立ち上げました。留学に興味をもつ麗澤大学の学生のニーズに応えられるよう、今後も引き続きメンバー一同力を入れて活動していきます」と述べています。
学生が現地で得た生きた留学経験を直接後輩に伝えることで、留学に対する不安や疑問の払拭、意識向上や情報の充実が見込まれます。
依然として留学や海外渡航が難しい状況が続いていますが、本学では「オンライン留学」や海外提携校との共同授業「COIL:オンライン国際協働学習」などに取り入れ、学びを止めない教育活動を続けてまいります。
【麗澤大学について】
麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 世界大学ランキング日本版」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。