京都西陣で伝統産業の産廃素材を利活用するハンドメイドブランド 「sampai」が有楽町マルイの「エシカルな暮らしlab」に出店
京都西陣の伝統産業から出る産廃素材をアップサイクルするハンドメイドブランド「sampai(サンパイ)」が関東圏での委託販売をスタート。有楽町駅隣接の有楽町マルイ6階に店舗を構える、「エシカルな暮らしlab」にて2024年9月末まで期間限定で出店。sampaiとしては初となる常設販売で更なる販路拡大と、アップサイクルや西陣地域にある伝統産業の認知向上を目的としている。本出店では、西陣織・絹糸・レースなどの再利用素材を中心としたハンドメイドアクセサリーの既存製品、店舗限定製品を販売。都市圏に住む顧客に、西陣や伝統文化の魅力を波及し、伝統素材を使用した商品を気軽に手に取ることができる機会創出を目指す。
京都西陣地域の産廃素材を利活用
2021年にスタートしたsampaiは、京都西陣地域の伝統産業の認知向上と産業廃棄素材のアップサイクルを主軸にハンドメイドアクセサリーの販売・手作り体験等を実施。産廃素材の利活用アイデアを広めるとともに、手作り体験では500名以上の子供たちに伝統文化やアップサイクルをわかりやすく伝えてきました。頃年は、自社で実施するハンドメイド事業のほか、地域の就労支援施設と連携したインテリア製品の開発、伝統事業者の技術を活かした商品開発に着手している。
関東圏での委託販売で伝統やアップサイクルの認知向上を目指す
sampaiは全国にいるお客様から「直接商品を見てみたい。」という声をソーシャルメディアやECサイトへの問い合わせを通じてご意見をいただいていました。関西圏での出店が多く、関東圏では年に1回程度の出店に留まっていたため、利便性の良い有楽町エリアでの常設販売への参画を決定しました。有楽町マルイ6階に位置するセレクトショップ「エシカルな暮らしlab」が掲げる”消費の裏側で悲しむ人を0にするお店”という理念に共感し、sampaiとして初めてとなる委託販売をスタート。実店舗で商品を見ることができる機会提供で、更なる伝統産業への認知向上、アップサイクルアクセサリーの魅力周知を目指す。
アップサイクルで作るハンドメイドアクセサリーを販売
本出店では、sampaiがコラボレーションする京都西陣地域の織元、フクオカ機業のます見本や織工程で出る絹糸を使用した製品、リリーレースインターナショナルが作るレース生地の裁断時に出る端布を使用した製品など「西陣」に特化した製品を展開。既存製品の他、店舗限定の新作アクセサリーや、メンズ向け製品を展開してほしいという要望から「西陣織のネクタイピン」等の限定商品も販売。製品は全てオリジナルデザイン、ハンドメイドで製作している。
<エシカルな暮らしlab 店舗情報>
エシカルな暮らしLab 有楽町マルイ6階(東京都千代田区有楽町2丁目7-1)
営業時間:11:00〜20:00 アクセス:JR / 東京メトロ 有楽町駅から徒歩1分
「sampai」とは
sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用するハンドメイドアクセサリーブランド。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを制作。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創出しています。
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
公式サイト:https://sampai.theshop.jp/
<取材に関するお問い合わせ> sampai 代表 :宮武愛海(頼 -tano- )
メールアドレス :tano.co.creation@gmail.com / TEL :090-8097-5232