近畿大学と大阪府薬剤師会による薬剤師のための新型コロナウイルスワクチン接種研修プログラム

本学での職域接種の様子
本学での職域接種の様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、一般社団法人大阪府薬剤師会(大阪府中央区)からの協力依頼を受け、令和3年(2021年)12月18日(土)東大阪キャンパスにて、大阪府薬剤師会に所属する地域薬剤師60人を対象に、「薬剤師のための予防接種研修プログラム」を実施します。今後、感染症拡大による医療逼迫が生じ、薬剤師によるワクチン接種の要請が出される可能性に備え、事前に予防接種の研修を行うことで打ち手として従事できる技能を身につけます。

【本件のポイント】
●新型コロナウイルスのワクチン接種において、薬剤師が打ち手として従事できる技能を身につける
●地域の薬剤師を対象に近畿大学メディカルサポートセンターの医師と看護師が講師となり、実施することで地域医療に貢献
●日本薬剤師会の「薬剤師のための予防接種研修プログラム」に準拠し、プログラム修了者には、大阪府薬剤師会から研修プログラム修了証を交付

【本件の内容】
近畿大学と一般社団法人大阪府薬剤師会は、地域医療への貢献を推進するため、平成31年(2019年)1月に連携協定を締結しました。今回実施する「薬剤師のための予防接種研修プログラム」はその一環として実施するもので、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を推進するため、薬剤師が打ち手として貢献できるよう、研修を行うものです。
これまで、新型コロナウイルス感染症ワクチン予防接種時における薬剤師の役割は、ワクチンの管理や調製・シリンジへの充填作業、予診票の確認、ワクチン接種後の経過観察などでしたが、今後、大阪府等からの要請で薬剤師が打ち手となる可能性も考えられます。その場合に、即座に従事できるよう、近畿大学メディカルサポートセンターの医師と看護師が講師となり、大阪府薬剤師会全57の地域薬剤師会の代表者を対象に、研修プログラムを実施します。研修では、ワクチン接種の流れや安全配慮について確認し、シミュレーターを使用して実技を学びます。研修終了後、受講者には大阪府薬剤師会より研修プログラム修了証が交付されます。

【開催概要】
日時:令和3年(2021年)12月18日(土)
   11:00~14:15、12:20~15:35、13:40~16:55
   (各回20人を定員として、同内容を3回実施)
場所:近畿大学東大阪キャンパス 7号館2階201~203講義室
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
講師:近畿大学メディカルサポートセンター長代理 藤本 美香 ほか看護師4人
対象:大阪府薬剤師会の地域薬剤師60人

【プログラム】
・オリエンテーション
・講義「ワクチン接種の全体の流れ」
・講義「ワクチン接種における安全配慮」
・講義「筋肉内注射について」
・シミュレーターを使用した実技
・質疑応答
・クロージング(大阪府薬剤師会より研修プログラム修了証を交付)

【関連リンク】
メディカルサポートセンター 准教授 藤本 美香(フジモト ミカ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1063-fujimoto-mika.html

薬学部
https://www.kindai.ac.jp/pharmacy/
メディカルサポートセンター
https://www.kindai.ac.jp/health/


AIが記事を作成しています