長崎県・新上五島町 使い終わったら次の人へ。紙袋のリユースプロジェクト『ナイスパス』に参加・活動開始
町民から観光客へ、観光客から別の人へ、紙袋を通じて五島列島・上五島の魅力をシェア
一般社団法人 新上五島町観光物産協会(長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31 代表理事 望月 秀起)は、当協会直営のお土産店「新上五島町観光物産センター」において、紙袋のリユースプロジェクト「ナイスパス」(プロジェクトオーナー 長崎県のコーヒー豆専門店「カリオモンズコーヒーロースター」)に参加し、活動を開始しました。
レジ袋が有料化したことで、マイバッグを持って買い物することも増えましたが、旅先でのお土産ショッピングでは紙袋を利用される方も多くいらっしゃいます。また、袋そのものの使用は減った一方、使用した袋を再活用するという動きは大きくなく、家でたくさんの紙袋が眠っているのも事実です。紙袋はエコな印象がありますが、1枚を製造するまでにレジ袋の約5倍~15倍のCO2が排出されているそうです。CO2排出量だけで見ると、紙袋の方が環境に負担を与えていることになります。
当店は、お土産品の販売だけでなく、観光案内所や各種レンタルサービスの受付も兼ねてるため、多くの観光客の立ち寄りスポットになっています。また、イベント参加やふるさとの味を求める町民の日常的な利用もあるのが特長です。町民は家で眠っている不要な紙袋を観光物産センターに持ち込み、観光物産センターで消毒し、オリジナルシールを貼り、ショッパー(買い物袋)として再利用します。店頭には交流ノートを設置しているので、紙袋を通して観光客と町民の情報交流も行います。
※回収した紙袋はすぐに使用せず、数日間(数週間)保管し、持ち手の部分を消毒してリユースしています。
年末の大掃除の季節です。家に眠っている紙袋を、必要としている人に「ナイスパス」してみてはいかがでしょうか。ご旅行の方はぜひ、新上五島町観光物産センターで町民からのナイスパスを受取ってください。(現在、郵送での受付は行っておりません。直接当店へのお持ち込みをお願いします。)