2022年 ダイキン工業グループ年頭方針

時代の変化を先取りし、新たな未来を築いていこう

本年は、変化の中でさらなる挑戦と実行により、先手を打ち、変革を進める重要な年だと考えています。2025年を目標年度とする戦略経営計画FUSION25で掲げた2023年度の目標を1年前倒しし、さらに上回る目標に挑戦する年です。今後の環境変化も見据えつつ、実績の前倒しと同時進行で将来に向けた事業構造改革にどれだけ挑戦できるかが勝負です。特に強調したいことが3つあります。

 1つ目は「これまで培ってきた先手必勝の実行力を今年も徹底的に発揮する」ということです。半導体・自動車や成長が見込まれる医療・健康などの当社の事業と関わりの深い市場が回復基調にあります。これまで以上に市場の変化の兆しを俊敏に捉え、ライバルに先駆けて次々と先手を打つことができるかがますます重要になります。

 2つ目は「世の中の大きな変化をチャンスとして、さらなる成長に向けて変革を進めよう」ということです。我々自身が経済、産業、社会の構造的な変化のうねりの中にいます。中でも変化のスピードが極めて速いのが「GX(グリーントランスフォーメーション)」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。本年はカーボンニュートラルとデジタル化の2つの取り組みを強化し、グループ一丸となって変革を進めていきます。

 3つ目は「皆さん一人ひとりが変革の担い手として主役となって活躍してほしい」ということです。ニューノーマル時代にふさわしい柔軟な人事施策により、多様な人材が自らの力を発揮できる環境づくりに取り組んでいきます。我々には、変えるべき課題、改革すべきテーマが多くあります。それぞれが日々の業務の中で課題と真正面から向き合い、解決に注力して自らをさらに磨き・高めてほしいと思います。変革を進めていくためには、一人ひとりの思いや意見を、タテ・ヨコ・ナナメ、役職や部門の壁を越えて、徹底的にぶつけ合い、実行に結びつける対話、コミュニケーションが重要です。

 当社グループは2024年が創業100年になります。過去最高業績を更新し続けながら、100周年を皆さんと一緒に明るく迎えたいと思います。これまでに培ってきた強みを誇りとし、世の中の変化を先取りし、全社グループが一丸となって、新たな未来を築いていこうではありませんか。

2022年 ダイキン工業グループ年頭方針の骨子

1. 先手必勝の実行力で、さらなる挑戦に取り組もう
2. 世の中の変化を先取りし、変革を推進しよう
3. ニューノーマルの時代にふさわしい、柔軟な人事施策により、
多様な人材が自らの力を最大限に発揮できる環境づくりを目指す
4. 一人ひとりが変革の担い手として強く意識し、行動してほしい


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