「ウクライナ国立民族舞踊団」来日公演 決定！

　ウクライナ国立民族舞踊団は、ウクライナの著名な振付演出家パブロ・ヴィルスキーのもと創立され、ウクライナの伝統を守ると同時に、古くから伝わる民族舞踊に新たな振付を加えたダンスを創作し、ウクライナの昔と今の生活を舞台に描いてきました。
　1980年からはヴィルスキーの遺志を受け継ぎ、ミロスラフ・ヴァントフ氏が総裁に就任。その芸術性はさらに高められ、現在もどのような状況にあっても自国の文化を守り、伝えるという強い思いをもって踊り続けています。
　公演のプログラムは、歓迎の意味を込めた伝統的な踊りや、軽快な足さばきによるコサックダンス、ウクライナの様々な地域を表現した作品など、ウクライナの文化を存分に楽しめる内容となっています。

　首都・キーウを拠点に活動してきたウクライナ国立民族舞踊団に所属する総勢171名の団員とスタッフは、身の安全のためにウクライナ各地のそれぞれの地元に避難を余儀なくされました。
　キーウに残ったのは、ウクライナの名演出家で舞踊団の総裁を務めるミロスラフ・ヴァントフ氏と、その娘で振付師のガリーナ・ヴァントフ氏、団長のヴィクトル・サヴァドスキー氏の３名のみ。戦時下においても、何とか舞踊団の指揮を執り続けようとしていました。
　2022年３月の初旬、ヨーロッパでの公演の依頼が舞い込んできました。キーウに残った３名は、すぐに各地の団員たちに連絡をして準備に取り掛かりました。
　ヨーロッパ公演を実施できたのは３月23日からの1カ月間。98名のダンサーとオーケストラメンバーのうち、50名が公演に参加しました。その後も継続的に公演を実施しています。

「公演を通して、日本の皆さんにウクライナの文化をお伝えしたいと思っています。そして、ウクライナのことを好きになってもらいたい。もちろん１日も早い停戦を願っていますが、戦闘が終結していようがいまいが、我々がやるべきことは変わりません。私たちはただ、ウクライナ独自の文化を伝えに行くのです」（サヴァドスキー氏）

【ツアー日程】2023年
6月17日（土）14:00／18:30 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール（名古屋市）
6月18日（日）14:00 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール（名古屋市）
6月19日（月）18:30 あきた芸術劇場ミルハス　大ホール
6月22日（木）14:00 ロームシアター京都メインホール
6月23日（金）18:30 神戸国際会館こくさいホール
6月26日（月）14:00／18:30 フェスティバルホール（大阪市）
6月27日（火）14:00 フェスティバルホール（大阪市）
6月29日（木）14:00／18:30 新潟テルサ
6月30日（金）18:30 ホクト文化ホール（長野県県民文化会館）
7月2日（日） 14:00／18:30 ザ・ヒロサワ・シティ会館 大ホール（茨城県立県民文化センター
7月3日（月） 18:30 札幌文化芸術劇場hitaru
7月4日（火） 18:30 旭川市民文化会館 大ホール
7月6日（木） 18:30 大宮ソニックシティ　　　　　　　　　　　
7月8日（土） 15:00 三重県文化会館 大ホール
7月10日（月）18:30 カルッツかわさき ホール
7月11日（火）14:00／18:30 文京シビックホール 大ホール
7月13日（木）19:00 川商ホール（鹿児島市民文化ホール） 第1ホール
7月14日（金）18:30 長崎ブリックホール
7月16日（日）14:00／18:30 市民会館シアーズホーム夢ホール（熊本市民会館）
7月18日（火）14:00／19:00 福岡サンパレスホテル＆ホール
7月19日（水）14:00／19:00 北九州ソレイユホール
7月20日（木）19:00 宮崎市民文化ホール　　　　　　　　　　　
7月22日（土）14:00／18:30 市川市文化会館
7月23日（日）14:00 相模女子大学グリーンホール
7月25日（火）18:30 広島文化学園HBGホール
7月26日（水）18:30 ＫＤＤＩ維新ホール（山口市）
7月27日（木）18:30 米子コンベンションセンター　　　　　　　
7月28日（金）18:30 岡山市民会館　　　　　　　　　　　　　　
8月1日（火） 18:30 松山市民会館 大ホール　　　　
8月2日（水） 18:30 高知県立県民文化ホール オレンジホール
8月4日（金） 18:30 レクザムホール（香川県県民ホール） 大ホール
8月7日（月） 14:00／18:30 神奈川県民ホール
8月8日（火） 18:30 J：COMホール八王子

主催：MIN-ON
後援：駐日ウクライナ大使館、公益社団法人 日本フォークダンス連盟
協賛：東日印刷株式会社