猫好きなら思わず買っちゃう!小説『猫を処方いたします。』が6万部突破で続編発売が決定。現在フォトコンテストも開催中

『猫を処方いたします。』

株式会社 PHP 研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)が2023 年 3 月 10 日に発売した PHP 文芸文庫『猫を処方いたします。』(石田祥著/税込 924 円)が、7月19日に発行部数6万部を突破しました。薬ではなく「本物の猫」を処方する不思議な医者と、猫と接しながら悩みを乗り越えていく患者たちを描いた連作短編小説は発売1カ月で重版となり、その後もじわじわと売れ続けています。読者の反響を受けて今秋には続編発売が決定。SNS上では「#ウチの猫を処方いたします」フォトコンテストも開催中です。

■猫好き読者の琴線に触れる「3つの要素」

本書のヒットを支えているのは、猫好き読者の存在です。「涙が止まらなくなった。猫と暮らしている人、見送った人みんなに読んでほしい」「自由で気まぐれな猫の仕草に、心がほっこり」「猫は潔くて優しくて強い。猫好きにはたまらないお話です。続編希望!」など、SNSを中心に感動や応援メッセージが寄せられています。これらの声からは、猫好きの琴線に触れた「3つの要素」が見てとれます。まず1つめは「決めゼリフ」です。帯コピーにもなっている「だいたいの悩みは猫で治りますから」の言葉が、多くの共感を集めています。2つめは「表紙のイラスト」です。担当編集者が「企画を立てた瞬間から依頼を決めていた」という、イラストレーターの霜田有沙さんによる猫の装画に、「思わずジャケ買いした」との声が後を絶ちません。そして3つめは「医者が猫を処方する謎」です。この謎が徐々に明らかになるプロセスを、作中の患者たちと共有することが醍醐味になっています。

著者もイラストレーターも編集者も、本作への反響の大きさに驚きつつも「読者の期待に応えたい」と、続編の制作に取りかかっています。シリーズ新作は、今年11月に発売の予定です。

■「#ウチの猫を処方いたします」フォトコンテスト開催

作品の世界観をより多くの猫好き読者にお伝えし、楽しんでいただくために、現在フォトコンテストを開催中です。X(Twitter)およびInstagramの本文にハッシュタグ「#ウチの猫を処方いたします」をつけて、とっておきの「癒やされる猫の写真」を投稿する企画です。入選者には、図書カード1,000円と著者サイン本をプレゼントします。応募締め切りは、8月31日(木)です。
詳細:https://www.php.co.jp/news/2023/08/uchinonekophoto.php

【著者プロフィール】
石田 祥(いしだ しょう)
1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリ大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。他の著書に「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』『夜は不思議などうぶつえん』がある。

【書誌情報】
タイトル:猫を処方いたします。
著者:石田 祥
判型・製本:文庫判並製
ページ数:304ページ
定価:924円(税込)
発売日:2023年3月10日
ISBN:978-4-569- 90288-3
発行:株式会社PHP研究所

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