人には聞こえない神秘的な動物の声を描く 今なお続く密猟問題を問う、深く考えさせられる絵本 『きこえないこえ』2024年1月23日(火)発刊
株式会社佼成出版社(東京都杉並区)は、2024年1月23日に、絵本『きこえないこえ』(内田麟太郎・作/竹上妙・絵)を発刊します。
本書は、人には聞こえない神秘的な動物の声を描いた意欲作です。今も続く密猟問題を訴えるゾウの声に、耳を傾けてみませんか……?
あらすじ
人には聞こえない超低周波を使って会話をすることができるといわれている、ゾウとクジラ。群れの中で最後の一頭になってしまったアフリカゾウは、はるか沖にいる友だちのクジラにむかって、静かに語り出した……。愛する仲間たちをつぎつぎと見送り、いまは独りになってしまったゾウがクジラに伝えたのは、象牙を目的に、人間に乱獲された悲しい過去だった――。
本書の特色
- 作家・内田麟太郎氏が、『エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか』(ライアル・ワトソン・著、福岡伸一、高橋紀子・翻訳/木楽舎)にインスパイアされて紡いだ意欲作。
- 動物や昆虫をおもなモチーフとした作品を発表している画家・竹上妙氏が、迫力ある美しい筆致で新しい画法を取り入れながら描いた作品。
- 今なお続く密猟問題を問う、深く考えさせられる一冊。
著者紹介
★内田麟太郎(ウチダ・リンタロウ) 作/1941年、福岡県大牟田市生まれ。詩人、絵詞作家。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『くじらさんのーたーめならえんやこーら』(鈴木出版)で日本絵本賞を受賞。その他の作品に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『空よ!』(アリス館)、『うみべのいす』『たまたまタヌキ』(佼成出版社)など多数。
★竹上妙(タケガミ・タエ) 絵/1986年、東京都生まれ。版画家、画家。和光大学表現学部芸術学科卒業。「見たら見られた」をテーマに、動物や昆虫をおもなモチーフとした作品を発表している。絵本に『マンボウひまな日』(絵本館)、『きょうは泣き虫』(好学社)、『うみのあじ』『わたしは かわいい マヌルネコ』(あかね書房)、『みたらみられた』(アリス館)、『だんだん だんだん』(ひさかたチャイルド)など多数。
本書の概要
書名 : きこえないこえ
発売日 : 2024年1月23日
販売場所 : 全国書店・インターネット書店
定価 : 1,540円(税込)
体裁 : A4変型判/32ページ
ISBNコード: 978-4-333-02914-3
URL : https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b639183.html
会社概要
社名 : 株式会社佼成出版社
代表者: 代表取締役 中沢 純一
所在地: 〒166-8535 東京都杉並区和田2-7-1
URL : https://books.kosei-shuppan.co.jp/