デバイスフリーで相手の声を文字で聞く『字幕電話サービス』、 電話帳&プッシュ通知機能を追加したベータ版Webアプリを2024年5月上旬より提供開始!
~ 2024年3月で終了したNTTドコモ「みえる電話」の代替サービスとして推薦 ~
株式会社ネクストジェン(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員 社長:大西 新二)が開発し、株式会社アイセック・ジャパン(本社:沖縄県うるま市、代表取締役:一瀬 宗也)がサービス提供している『字幕電話サービス』のベータ版Webアプリ(PWA:Progressive Web Apps)を2024年5月上旬から提供開始いたします。
背景
『字幕電話サービス』は、インターネット接続さえあれば場所やデバイスを問わず利用できるサービスとして、聞こえに不自由を感じている方に利用されており、この度電話帳とプッシュ通知機能を追加し、操作性を改善したベータ版Webアプリ(PWA:Progressive Web Apps)を提供開始いたします。
電話帳…
今まで着信時は相手の電話番号しか表示されませんでしたが、電話帳を利用することで名前が表示され、発信時も相手先の番号を入力せずとも電話帳から名前をタップすれば電話がかけられるようになります。また、すでにスマートフォンなどでご利用中の電話帳を『字幕電話サービス』にインポートすることもできます。
プッシュ通知機能※…
プッシュ通知とは、アプリが自動的にお知らせを表示する機能のことです。
『字幕電話サービス』アプリを閉じている場合でも着信時にデバイス画面にアイコンが表示されるので、着信と同時にスムーズにアプリを起動させ字幕を確認しながら通話ができます。
(※)
プッシュ通知機能はデフォルト設定では「オフ」になっています。設定画面より「オン」にしてご利用いただけます。
ご利用の端末やネットワーク環境によっては、ご利用できない場合がございます。
『字幕電話サービス』とは…
聴覚や発話困難であることを示す資料がなくとも利用者登録ができる、聞こえに不自由を感じている方を対象としたデバイスフリーのサービスです。
※『字幕電話サービス』のご利用についての問い合わせや申し込みはアイセック・ジャパンへ(https://www.iscecj.co.jp/)
なお2024年3月29日午後3時をもって提供終了した、株式会社NTTドコモが提供していた「みえる電話」の代替サービスとして『字幕電話サービス』が推薦されており、利用者も拡大中です。
今後も『字幕電話サービス』は、日本で聞こえに不自由を感じている方たちの「自分の声で伝えたい!」という想いを手助けしてまいります。
<日本で聞こえに不自由を感じている方の割合>
・聴覚障害者手帳を持っている方:約36万人(その中で手話がわかる方は7万人程)
・障害者手帳を持っていなくても聞こえに不自由を感じている方:1420万人
※日本補聴器工業会2018年調べ
導入のメリット
機能面
● オペレーターが音声を聞いてテキストを打つ『手入力方式』と、AIが音声を自動で変換する『音声認識方式』の2種類を選択できる
● AIの自動音声認識方式を選択の場合は24時間利用が可能
● マルチデバイスで利用できる(通話は携帯・固定電話問わず利用でき、字幕表示にはスマホ・タブレット・PCなどで表示可能)
● 発信と着信どちらでも利用できる
精神面
● 今まで補聴器だけが頼りだった「電話での会話」の不安やストレスなどの負担が軽減する
●「電話での会話」自体を諦めていた人でも会話ができる
他社サービス比較表
『字幕電話サービス』利用料金
月額利用料金
● 月額基本料金:990円(月の途中登録の場合のみ加入月は無料)
● システム利用料:1回10分まで99円(10分を超えるごとに99円を加算)
※ 料金はすべて税込み表記となっております。
※ 別途初期システム設定費用が掛かります。
利用時間
24時間利用可能(※)
※『音声認識方式』:常時
※『手入力方式』 :9:00~17:00(ただし同時接続数に制限あり)
ご利用いただける方
● 聞こえに不自由を感じている方
● ご自身のスマートフォンなど電話機能+字幕表示が可能な端末をお持ちの方
※ 固定電話とタブレット、パソコンなどの組み合わせも可能です。
※ 携帯電話キャリアの制限はございませんが、一部の端末機種でご利用いただけない場合がございます。
今後の展開
今後もアプリやサービスのユーザビリティを向上させ、さらなるユーザー拡大を目指してまいります。
また『字幕電話サービス』は情報共有やコミュニケーションを支援するサービスとして、ビジネス用途での企業向け提供も目指しており、総務省が掲げるICT政策の一つである「情報バリアフリー環境の整備」の推進にも寄与してまいります。
【アイセック・ジャパンについて】
アイセック・ジャパンは2008年の創業以来、聴覚障害者向けのライブ字幕配信サービスの草分けとして、2013年に武雄市議会へのライブ字幕提供を皮切りに、東京都千代田区議会・港区議会、福井県議会、2015年に仙台で開催された国連防災会議へのライブ字幕提供、筑波技術大学、沖縄大学、武庫川大学、大泉高校などの高等教育へのライブ字幕の提供など、聴覚障害者の社会参画、アクセシビリティの向上を支えてまいりました。
また、聴覚障害者向けの電話リレーサービスを2013年から日本財団のプロジェクトに参画し、国の制度化の実現に貢献してまいりました。
公式 Web サイト: http://www.iscecj.co.jp/
公式 Facebook ページ: https://www.facebook.com/iscecjapan
【ネクストジェンについて】
当社は、音声ネットワークシステムのIP化とソフトウェア化をテーマに2001年に事業をスタートいたしました。
日本初の商用IP電話の導入に携わるなど、IPネットワークにおけるボイスコミュニケーションのパイオニアとして、効率的かつ柔軟な音声ネットワークシステムの構築や、異なる通信事業者およびサービス間の相互接続を得意としています。現在は、蓄積したノウハウを基に、クラウド PBX、音声認識&AI、CPaaSを活用したDXソリューションや、IP 無線ソリューション、クラウド音声サービス基盤の提供と、ローカル5Gの導入コンサルティングやモバイルコアシステムの開発・構築、セキュリティ診断およびそれらのソリューション・サービスに対する保守サポートなどを行っています。
公式 Web サイト: https://www.nextgen.co.jp/
公式 Facebook ページ: https://www.facebook.com/NextGen.Inc
※掲載されている会社名・商品名・サービス名は、原則として各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ネクストジェン 管理本部 経営企画部
お問い合わせフォーム:https://www.nextgen.co.jp/contact/