自分が巨大地震に遭うと思う人は『85%』/ 木耐協オンラインセミナー 参加者アンケート
『在宅避難』ができる環境づくりが重要!
木耐協(正式名称:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合/事務局:東京都千代田区/理事長:小野秀男/組合員:全国約1,000社)は、必ず来る地震への備えを広く多くの方に進めていただきたいとの想いから、4月9日(土)「住まいと生活を安全・安心に 木耐協オンラインセミナー」を開催し、約150人の方に視聴いただきました。参加者のうち、114名の方に回答いただいたアンケート結果をまとめました。
【東日本大震災クラスの地震に、ご自身が遭われると思いますか?】
85%もの参加者の方が、自身が巨大地震に遭うと思っていることが分かりました。
本セミナーに参加される方は、被災を「自分事」と捉えている傾向にあると考えられます。
【これまでに体験したことがある最大震度をお答えください】
今回、北は青森県から南は宮崎県まで、34都府県の方に聴講いただいていますが、震度5弱の地震を経験している方が最も多くなっています。
また、約75%の方は震度5弱以上の地震を経験していました。
【自宅から最寄りの避難所を把握していますか?】
参加者の多く、96%の方が最寄りの避難所を把握されていました。防災への意識が高い方が参加していると思われます。
【いざという時、避難所に入れると思いますか】
避難所を把握している一方で、実際には入れないと考えている方が75%と4分の3を占めていました。いざという時に自宅で安全に過ごせる『在宅避難』という考え方が重要になります。
■ まとめ □
本セミナーには地震・災害対策等に関心をお持ちの方、つまり防災意識の高い方が参加されていると思われます。そのためアンケートについてもある程度の偏りは考えられますが、とても多くの方が「地震に遭う」と思われると同時に、「避難所は把握しているが入れない」と考えていることが分かりました。
また、34都府県在住の方が参加されていますが、75%の方が震度5弱以上を経験されており、日本が地震大国であることを改めて知る結果となりました。
「地震に遭う」「避難所には入れない」という状況に対応するためには、『在宅避難』ができる環境を作っておく必要があります。弊組合は、木造住宅の耐震診断・耐震改修を通して安全・安心な住まいづくりを推進して参ります。
アンケートおよびセミナー概要
セミナー:「地震災害への備えとアウトドア防災を学ぶ
/ 住まいと生活を安全・安心に 木耐協オンラインセミナー」
日時:2022年4月9日(土) 13:30~15:30
アンケート対象:オンラインセミナー参加者 150名
回答方法:インターネット調査
木耐協 組合概要
木耐協は、全国約1,000社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などから構成される団体です。
【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】ことを基本理念とし、地震災害の備えに対する啓発活動や木造住宅の耐震性能向上のための活動を行っています。
団体名:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)
本部所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町2-12-1グランアクス麹町7階
TEL:03-6261-2040
URL:https://www.mokutaikyo.com/
<国土交通省 住宅リフォーム事業者団体登録制度 登録団体>