「あゆ王国高知」復活に向けたプロモーション始動 フレンチの名店『ポール・ボキューズ 銀座』と初コラボ 「四万十川の天然あゆ」料理が初登場!
6月1日、高知県内の主な河川であゆ漁が解禁したことを受け、一般財団法人高知県地産外商公社(=東京都中央区銀座一丁目)は東京・銀座で、四万十川の天然あゆを使った特別料理の提供を開始いたしました。
フレンチの名店「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」では、初のあゆメニューを展開。また、同公社が運営する高知県アンテナショップのレストラン「TOSA DINING おきゃく」では、あゆの塩焼きがコース料理に登場しました。
日本最後の清流「四万十川」、水質ランキングで全国一位に輝く「仁淀川」など、高知県には多くの豊かな河川が流れています。四国山脈から太平洋に流れる川と線状に広がる水系が川の幸から農産物、お酒まで、豊かな食文化を生み出しています。
そんな川の夏の風物詩といえば、天然あゆ。かつては1,000トンを超える年間漁獲量があり、多くの釣り人が竿を振る「あゆ王国」でした。しかし近年は河川環境の変化などにより年間100トンまで漁獲量が減少しています。
それでも、全国的に見ればあゆが遡上する河川の数はトップクラス。流域には川と共生する人々の暮らしが今でも色濃く残っています。
こうした川のポテンシャルを活かしながら、あゆを観光や地域振興につなげつつ、あゆの資源回復を図り漁の文化を次世代に継承するため、高知県は今年3月「あゆ王国高知振興ビジョン」を策定しました。
「あゆ王国高知振興ビジョン」についての詳細はこちら
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/040401/files/2022032900149/file_20223292153854_1.pdf
これを受け、一般財団法人高知県地産外商公社は、銀座の飲食店とコラボレーションした天然あゆのプロモーション企画を展開いたします。
「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」
『高知県四万十川に流れる天然鮎のフリット
夏野菜のエチュベ ホワイトアスパラガスと香り野菜のソースヴェルト』
期間:6月1日(水)~7月31日(日) 予定
料金:Menu Special 6,600円(税込)~の前菜
フランス・リヨンにある本店は、1965年以降、50年以上三ツ星に輝き続けた名店。現代フランス料理の生みの親であるポール・ボキューズのフィロソフィーを受け継ぎ、価格は手頃でも、食材、火加減、ソースの味付けにこだわった質の高い料理を提供。
「四万十川の天然あゆは見た目が色鮮やかで綺麗。調理してみると、身がふっくらしていて、繊細ないい香りがします。」(星野 晃彦シェフ)
「TOSA DINING おきゃく」(銀座1丁目)
あゆの塩焼き
期間:6月1日(水)~8月中旬まで(予定)
金額:ディナー5,000円コースの一品
高知県アンテナショップ「まるごと高知」2階にあるレストラン。
高知の老舗旅館で40年にわたり腕を振るった山下 裕司が料理長を務める土佐料理の店。