書籍『家族に頼らない おひとりさまの終活〜あなたの尊厳を託しませんか』刊行

~税理士・行政書士・司法書士がわかりやすく解説したソロ終活の必読書~

税務・労務・法務等の専門家を擁するOAGグループ所属の税理士・行政書士・司法書士が、家族に頼らずに自分が望むエンディングを実現するために準備すべきことを、漫画、イラスト、図表を交えてわかりやすく解説した『家族に頼らない おひとりさまの終活』をビジネス教育出版社より刊行します。
財産・身辺整理などを生前に整理する活動「終活」という言葉は定着した感がありますが、実際に取り組んでいる人の割合はまだそんなに多くないようです。女性誌「ハルメク」を発行する「ハルメク生きかた上手研究所」が60~74歳の男女1008名を対象に行った「2021年「終活」に関する意識と実態調査」によると、「終活は必要だと思う」のは79.0%という高い割合の一方、「終活を始めている」のは38.3%にとどまっています。
「終活」という言葉は知っていてもどこから手を付けてよいのかわからない、また健康で生活に追われる毎日でなかなか取りかかれないという方が多いのが実情かもしれません。
ライフスタイルが多様化している現在、自身のエンディングに不安を抱える方が増えています。
本書では、信頼できる誰かに「自己決定=尊厳」を託しておく「尊厳信託」による解決方法を提案。理想のエンディングを実現するために、今から準備すべきことを丁寧にわかりやすくまとめました。
【目次】
プロローグ
1.エンディング期は家族任せの他人事ではなく、自分事として考える
2.これからの人生のマッピング
3.おひとりさまの検討ノート
第1部 家族に頼らない「エンディング期」への心構え~おひとりさまに必要なこと
◎「エンディング期」のおひとりさま事件簿
事例1 元気だったのにいきなり要介護状態へ
事例2 末期がんを宣告された初老男性と残される老母
事例3 交通事故で入院したが、家族不在で保険会社とのやりとりもできず
事例4 夫婦の形勢逆転はいつでも起こり得る
事例5 誰にでも可能性のある孤独死
事例6 ペットだけが自分の家族
《「エンディング期」の前に自分でやるべきこと》
1.意思表示書を作成する
2.人生会議のすすめ
3.住まいを決める
4.自宅の処分のタイミング
5.荷物のトリアージ
6.財産目録と収支予定表作成のすすめ
《「エンディング期」の尊厳を信じて託すこと》
7.「尊厳信託」の尊厳を信じて託す相手とは?
8.備えのための「尊厳信託」契約と、身元保証人の関係
9.「尊厳信託」のための契約Ⅰ:移行型の委任契約と任意後見契約
10.法定後見制度
11.「尊厳信託」のための契約Ⅱ:死後事務委任契約
12.永代供養と改葬
13.多様性の時代の死後祭祀
14.遺品整理は大変!
15.遺言によって完成させる「エンディング期」への備え~死後事務委任契約と遺言の関係
◎「エンディング期」のおひとりさま事件簿~「尊厳信託」による解決編
第2部 家族に頼らないと決めた人のためのお金・相続・税金の知識
1.自分で管理ができなくなったときのお金のこと
2.家族に頼らないと決めたときに書く遺言
3.家族に頼らないと決めたときの税金
【書籍概要】
■タイトル:家族に頼らない おひとりさまの終活~あなたの尊厳を託しませんか
■出版社:ビジネス教育出版社 (2021/8/5)
■発売日 ‏ : ‎ 2021/7/31
■定価:1,650円(税込)
■ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4828309156

黒澤 史津乃(くろさわ・しずの)
行政書士。株式会社 OAG ライフサポート シニアマネジャー
平成7年青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒業。大手資産運用会社における証券アナリスト、エコノミストを経て、平成18年行政書士試験合格、翌年東京都行政書士会登録(令和2年より神奈川県行政書士会)。平成31年消費生活アドバイザー及び消費生活相談員(国家資格)登録。

令和3年6月までの15年間、身元保証等高齢者サポートの大手事業者にて、高齢者や障害者にまつわる法律問題に従事。特に成年後見・任意後見の分野においては、これまでに約100件の取扱実績がある。
近年は、全国各地で「家族に頼らない自己決定の老後・死後」について、積極的に講演活動を行っている。

奥田周年(おくだ・ちかとし)税理士・行政書士
1965年生まれ。茨城県出身。1988年、東京都立大学経済学部卒業。1994年、OAG税理士法人(旧・太田細川会計事務所)入所。1996年、税理士登録。2018年、行政書士登録。
現在、OAG税理士法人チーム相続のリーダーとして、相続を中心とした税務アドバイスを行うとともに、相続・贈与等の無料情報配信サイト「アセットキャンパスOAG」を運営。また、同グループの株式会社OAGコンサルティングにて事業承継のサポートを行う。

主な著書に、『身近な人の遺産相続と手続き・届け出がきちんとわかる本』(日本文芸社)『図解と事例でよくわかる 都市型農家の生産緑地対応と相続対策』(ビジネス教育出版社)、監修に『身内が亡くなった時の手続きハンドブック』(日本文芸社)『親が認知症と思ったら できる できない 相続(暮らしとおかね Vol.7)』(ビジネス教育出版社)など。

太田垣章子(おおたがき・あやこ)
OAG司法書士法人代表、司法書士。株式会社OAGライフサポート代表取締役。
登記以外に家主側の訴訟代理人として、延べ2500件以上の家賃滞納者の明け渡し訴訟手続きを受託してきた賃貸トラブル解決のパイオニア的存在。決して力で解決しようとせず滞納者の人生の仕切り直しをサポートするなど、多くの家主の信頼を得るだけでなく滞納者からも慕われる異色の司法書士でもある。

著書に『2000人の大家さんを救った司法書士が教える 賃貸トラブルを防ぐ・解決する安心ガイド』(日本実業出版社)、『家賃滞納という貧困』『老後に住める家がない!』『不動産大異変』(すべてポプラ新書)がある。


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