NYC & Companyが「NEW YORK CITY TOURISM + CONVENTIONS」(ニューヨーク市観光会議局)に名称変更、ロゴも刷新
ニューヨーク市の公式ツーリズム・マーケティング機関が、新名称とブランド・アイデンティティを発表。ニューヨーカーの意見を活用したSNSキャンペーン #WhatsGoodNYCもスタート。
ニューヨーク市の5つの行政区(マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタテンアイランド)の公式ツーリズム・マーケティング機関であるNYC & Companyは、組織の新名称として、New York City Tourism + Conventions(日本語名称:ニューヨーク市観光会議局)を発表、ブランドロゴも刷新した。
この新名称とブランド・アイデンティティはSNSキャンペーン「#WhatsGoodNYC」とともにスタート。約850万人のニューヨーカーの「意見」を活用し、ニューヨーク市内の5つの行政区において、ニューヨーカーの目線で「何が良いか」、「何を体験すべきか」といった情報を共有し、発信していく。今回のリブランディングは、旅行者の「本物の体験がしたい」という願いに応えるもので、多様なバックグラウンドを持つニューヨーカーによる、純粋で熱意ある視点がその基盤となっている。
ニューヨーク市観光会議局の新しいアカウントとなる@nyctourismと@nyctourismnewsは、Twitter、Instagram、Facebook、LinkedInで利用をスタートし、ニューヨーカーや旅行者にハッシュタグ#WhatsGoodNYCを使って参加・投稿を呼びかけている。
新たなブランドロゴに示される不規則な形や交差線は、水平に伸びる道路と垂直に立つビルや建築物を表し、背景のグリッドパターンと同様に、ニューヨーク市のエネルギーを反映し、コントラスト・拡張・収縮を表現している。
ニューヨーク市の観光経済は順調に回復しており、昨年は約940万人の外国人旅行者が訪れ、その数は実に2021年の3倍以上となった。また、ビジネスを目的とした旅行者の数は400万人を超え、この重要なセグメントの復活をも示した。観光産業の回復ペースは、2022年のレジャー・ホスピタリティ業界における約34万人の雇用、400億ドル以上の旅行者による直接消費、約600億ドルの経済効果を支え、同市の経済回復を後押ししている。