夏休みに関する調査
Go To トラベルキャンペーン対象の旅行予定者のうち約55%がキャンペーン利用を検討。 キャンペーンについて「実施時期」、「手続き・使い方」の不満や懸念の意見が目立つ。 ーインサイトテック ユーザーアンケートー
株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「夏休み」に関する調査を実施しインサイトデータ3,072件をユーザーから収集。男女比較や自由回答について「ITAS」による処理を行ないました。以下、結果をご報告いたします。
■ 分析結果 詳細
1:お出かけ・旅行を「する」、「したいと思っている」が約40%、「しない」が約60%。(図1)
今年の夏季休暇が「ある」とした回答者に「夏季休暇はどちらかへお出かけ・旅行をしますか?」を伺うと、男女ともに「する」、「したいと思っている」の合計値は約40%、「しない」は約60%となり、「しない」が過半数を超えました。コロナ禍により感染等を心配して、旅行等の外出が自粛されていると考えられます。
2:お出かけ・旅行先では、「県外への宿泊」「県内の日帰り」が多くともに30%台。(図2)
お出かけ・旅行を「する」、「したいと思っている」とした回答者に「夏季休暇のお出かけ・旅行の予定」を伺うと、最も多いのは「県外への宿泊」、次いで「県内の日帰り」となっており、ともに30%台でした。新型コロナ感染症の影響の為、海外旅行の予定はほとんど存在せず、「まだ未定」の割合が約15%となりました。「まだ未定」の方は、日々変化する状況を見ながら予定を決めるのではないかと思われます。
3:Go To トラベルキャンペーン対象の旅行予定者のうち約55%がキャンペーン利用を検討。(図3)
県外・県内へお出かけ・旅行をする予定、およびまだ未定の回答者に「GoTo トラベルキャンペーンを利用する予定ですか?」を伺うと、GoTo トラベルキャンペーン対象の旅行予定者のうち約55%がキャンペーン利用を検討している状況でした。
4:キャンペーンについて「実施時期」、「手続き・使い方」の不満や懸念の意見が目立つ。(図4)
●「Go To トラベルキャンペーンへの不満や懸念点をお知らせください。」と伺うと、感染者が増加しているこの時期にキャンペーンを実施する政府への不信感が多く見られました。「外出自粛」と「Go To キャンペーン」を同時期に推し進めようとすることに矛盾を感じています。
●また「Go To トラベルキャンペーン」の仕組み、手続きが十分に浸透しておらず、この点も政府への不満を増加させているようです。特徴的な内容も踏まえ、以下に具体的な回答者の声を紹介します。
【図4】「GoTo トラベルキャンペーン」への不満や懸念点をお知らせください。
※意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。
※詳細は「http://lab.insight-tech.co.jp/articles/69/」をご参照ください。
5:小学生から高校生がいる家庭では、夏休みの短縮を80%以上が賛成している。(図5)
●小学生から高校生までの子供がいる方に「夏休み短縮の賛否」について伺うと、男女ともに「賛成」が80%以上となりました。
●その理由には、長い休校によって勉強が遅れていることを心配しており、夏休みを短縮して遅れを取り戻して欲しいという意見が多く見られました。また今後のオンライン教育への期待の意見が見られました。
調査概要
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー
■調査期間:2020年7月24日~7月25日
■有効回答数:3,072件