【不倫のきっかけや発覚の理由は?】サレ妻・サレ夫やシタ側の実情を徹底調査
登録者数80万人・全国の登録占い師200人以上の規模を誇る占いプラットフォーム『RAYSEE』は、今回『RAYSEE』で無料占いを受けたことがあるユーザーを対象に「不倫」についてのアンケート調査を実施しました。
「配偶者に不倫をされた妻」の略語である「サレ妻(サレ夫)」。
ドラマや漫画の題材になったり、SNSで話題に上がったりと、昨今世間を賑わせています。
今回はそんな「サレ」や、不倫をした側である「シタ」に該当する男女を対象に不倫の実態を調査しました。
人々はどのような理由で不倫にいたるのか、不倫をされた人はどのような行動を取るのかなどの本音を深堀りしていきます。
集計期間:2024年5月21日〜2024年5月26日
集計対象者:20歳〜55歳以上の男女合計39,668人
有効回答数:266件
回答者性別:女性247人、男性18人、その他1人
集計方法:インターネット
エリア:全国
サレ妻よりもシタ側の割合が上回る結果に
Q.あなたは今まで「不倫をしたこと」or「されたこと」がありますか?
・どちらもない:77.4%
・不倫をしたことがある:14.7%
・不倫をされたことがある:4.9%
・どちらもある:3.0%
「不倫をされたことがある」が4.9%に対して、「不倫をしたことがある」という回答は14.7%。「どちらもある」という回答も含め、「シタ」が「サレ」を大幅に上回る結果となりました。
SNSでは「サレ妻」が話題に上がりがちですが、周りに相談しづらい内容なぶん占いユーザーには「シタ側」が多いことがわかります。
下記ではまず、「不倫をしたことがある」「どちらもある」と回答したユーザーから聞いた、「シタ側」の実態についてご紹介します。
職場不倫が半数以上を占めるほか、マッチングアプリを使った不倫も
Q.不倫相手とはどこで出会いましたか?
・職場関係:54.8%
・友人・知人:23.8%
・マッチングアプリ:14.3%
・趣味仲間:4.8%
・SNS:2.4%
不倫相手とは仕事関係で出会ったという人が約半数。顔を合わせる回数も多く、パートナーに関係を疑われにくい「職場不倫」の多さが目立つ結果となりました。
また、14.3%の人がマッチングアプリで出会ったという回答も。既婚者向けのマッチングアプリが次々とリリースされていることも合わせて、出会いの場としての需要が高まっていることがわかります。
不倫の理由は「相手を好きになってしまったから」が約7割
Q.不倫をした理由を教えてください
・相手を好きになってしまったから:70.5%
・寂しかったから:9.1%
・パートナーとうまくいっていなかったから:4.5%
・その他:15.9%
不倫を始めた人の大半が「相手に恋愛感情を持ってしまった」と回答。既婚者と知りながらも関係を持つほど、恋という感情は行動力を高める理由になるようです。
また、なかには「付き合い始めた時は既婚者とは知らなかった」という人も。この場合、相手が独身だと偽って交際したのであれば、いくつかの条件を満たせば過失にならないケースもあります。
不倫期間は2年未満が約7割を占める一方で10年以上にいたるケースも
Q.どれくらいの期間関係を持っていましたか?
・半年未満:37.2%
・1年〜2年:20.9%
・半年〜1年:14.0%
・2年〜3年:11.6%
・5年以上:9.3%
・現在も継続中:4.7%
・10年以上:2.3%
回答数が最も多かったのは「半年未満」の37.2%で、2位に「1年〜2年」、3位に「半年〜1年」が続くという結果となりました。
通常の恋愛と違い制限が多い関係性なのもあり、比較的短期間の交際で終わっている人が多い一方、10年以上関係を続けているという回答もありました。
不倫が終わる理由はさまざま。なかにはパートナーにバレた人も
Q.不倫が終わった理由はなんですか?
・恋愛感情がなくなったから:22.5%
・続けるのが辛くなったから:20.0%
・現在も継続中:12.5%
・パートナーにバレたから:10.0%
・罪悪感があったから:7.5%
・振られた:5.0%
・その他:22.5%
ほかの質問と比べて、回答内容にバラつきが出る結果になりました。
最も多かった回答は「恋愛感情がなくなったから」で22.5%を占めており、その他にも「振られた」「新しい彼氏ができたから」など、一般的な交際と同様の理由で別れている人も多いようです。
しかし「続けるのが辛くなったから」「罪悪感があったから」など、不倫ならではの理由も。なかには「パートナーにバレたから」という、不倫の終わりかたとしては最悪のケースといえる回答もありました。
次に、「不倫をされたことがある」「どちらもある」と回答したユーザーから聞いた、「サレ側」の実態についてご紹介します。
不倫発覚は「携帯」がきっかけとなる場合が多い
Q.不倫が発覚したきっかけはなんですか?
・LINE・DMを見た:17.4%
・携帯を見た:13.0%
・友人から聞いた:8.7%
・パートナーから暴露された:8.7%
・その他:52.2%
不倫が終わった理由に続き、パートナーの不倫が発覚した理由もさまざまな回答が集まりました。
1位には「LINE・DMを見た」、2位には「携帯を見た」が並び、全体の3割を占める結果に。
「その他」にまとめられた回答のなかにも「Instagramのストーリー」や「位置情報」が含まれており、「携帯の中身」がきっかけで不倫が発覚するケースが多いのがわかります。
不倫発覚後は半数以上がパートナーと話し合いを実施
Q.不倫が発覚したあとはどう行動しましたか?
・パートナーと話し合った:57.7%
・親族や友人へ報告した:15.4%
・気づかないふりをした:15.4%
・不倫相手にアクションを取った:7.7%
・探偵に調査を依頼した:3.8%
パートナーの不倫が発覚したあと、9割以上の人が何らかの行動を取っているという結果に。そのうち半数以上が「パートナーと話し合った」と答えました。
なかには「探偵に調査を依頼した」という回答も。近年は「サレ妻・サレ夫」の対応に特化した不倫専門の探偵も多く、依頼しやすい環境にあるのも要因のひとつといえるでしょう。
「サレ妻・サレ夫」の8割以上が周囲に相談。なかにはSNSの活用も
Q.不倫されたことを周りに相談しましたか?
・友人に相談した:48.1%
・親に相談した:18.5%
・SNSで相談した:14.8%
・相談していない:14.8%
・弁護士に相談した:3.7%
不倫をされたことがある人の8割以上が「友人や親など周囲への相談経験がある」という結果になり、なかにはSNSで相談したという回答も。
現在X(旧Twitter)では、「サレ妻・サレ夫」同士のコミュニティが形成され、同境遇での人々が共感や情報交換をし合う様子が多く見られます。
「パートナーの不倫」というセンシティブな悩みを匿名で相談できて、有益な情報を得やすいSNSは「サレ妻・サレ夫」にとって必要不可欠な場所となっているようです。
ただし、パートナーの不倫相手(シタ側)の個人情報をSNS上で暴露したり過度な誹謗中傷をしたりすると、プライバシー侵害や名誉毀損行為などの罪に問われる可能性も。
SNSは公共の場である以上、投稿する内容には注意が必要です。
パートナーの不倫後は約3割が再構築するも半数が離婚
Q.不倫発覚後、パートナーとの関係はどうなりましたか?
・離婚した:50.0%
・再構築した:31.8%
・別居した:13.6%
・変化なし:4.5%
パートナーの不倫が発覚後、31.8%の人が夫婦関係を再構築。しかしなかには「再構築したが結局3年後に離婚した」という回答もありました。
そのため、不倫発覚後は5割以上の夫婦が最終的に離婚にいたったという結果に。
離婚にはいたらずとも13.6%が別居したと答えていることも合わせると、やはり完全に関係を修復するのは難しいといえます。
最後に、すべての回答者に「周囲で不倫している人がいるか」と質問した結果をご紹介します。
シタ側は要注意?27.1%が周囲に「不倫バレ」
Q.あなたの周りに不倫をしている人はいますか?
・いない:69.5%
・いる:27.1%
・わからない:1.9%
・その他:1.5%
全体の約7割が「いない」と答えたものの、27.1%の人が「いる」と回答。
また「過去にいた」と答えた人も合わせると、約3割が「不倫をしている(いた)人が周囲にいる」という結果となりました。
もちろん、自ら周囲に相談している場合もありますが、周囲に「不倫バレ」をしている可能性は想像以上に高いと考えてよさそうです。
まとめ
今回の調査結果をあらためてまとめます。
・占いサービスのユーザーは「シタ側」の割合が多い
・不倫相手との出会いは職場関係が半数以上
・不倫発覚は「携帯の中身」が原因なことがほとんど
・不倫をされたら8割以上が周囲へ相談している
・不倫発覚後は約3割が再構築し半数以上が離婚
SNS上やニュースでは「サレ妻・サレ夫」のワードが目立ちますが、匿名で相談できる占いサービスには「シタ側」のユーザーが多いことがわかりました。
また、不倫関係は約7割が2年未満で終わっており、一般的な恋愛関係なら発生しない破局の理由が生まれたり悩みを抱えたりと、マイナスな面も多く見受けられました。
つまり、不倫は「サレ側」だけでなく「シタ側」にとっても、良い結果を生まない関係といえるでしょう。
「不倫」は道徳的に許されない恋愛関係のため、「サレ側」と「シタ側」どちらの立場でも周囲に相談しづらいと悩んでいる人も少なくありません。
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