「調べる力」は将来、必ず役に立ちます!『こども調べ方教室』が2023年7月4日発売

AI時代の今だからこそ、「調べる力」が差をつける

株式会社カンゼンは、シリーズ累計28万部突破の「こどもシリーズ」最新刊『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』を7月4日に刊行いたします。

夏休みの自由研究、調べ学習、中学受験対策に!
「調べる力」は将来、必ず役に立ちます!

監修はベストセラー『こどもロジカル思考』(4刷)の茂木秀昭 氏です。

『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』書影
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』書影

AI時代の今だからこそ、「調べる力」が差をつける

勉強でわからないことがあるとき、旅行で最適なルートを考えるとき、欲しいものを安く買える店を探すとき……
人生のさまざまな場面において「調べる」ことはかかせません。今では何かを調べるうえでネットが重要なツールになっていますが、ネットにはデマやウソも多く、ディープフェイクのような見分けづらいニセ情報も増えています。これからの時代は、情報の真偽を見抜く能力をより求められる社会になっていくはずです。また、「ネットで調べれば何でもわかる」とネット依存が強まると、スマホなどデジタルデバイスに情報を保存したことで安心してしまい、その情報を忘れてしまう「グーグル効果(デジタル健忘症)」に陥ることが指摘されています。インターネットを通じて得た情報は、百科事典を通じて得た情報よりも、記憶の正確性が低いという研究もあります。

本書では、こうしたことをふまえながら、検索のときのちょっとした工夫やテクニックを紹介するほか、調べたことをだれかに伝えることで調べたことが整理される効果、ネット以外の新聞・書籍などの有用性、ネット偏重によって引き起こされる「フィルターバブル」の危険性など、さまざまな側面から「調べる」ことの大切さについて解説していきます。ネットで調べてわからないとすぐにあきらめてしまう――子どもたちがそんな大人になってしまわぬように、ネットはもちろんのこと、書籍、新聞、図書館などを利用して、自分が理解できるまできちんと調べ続けることの重要性を伝えることから、すべての教科学習の土台となる「調べる力」を養うことに寄与する一冊です。

「調べる力」とは…
疑問に感じるものをそのままにせず、適切な情報収集で答えを導き出す力


「こどもシリーズ」は、家庭内コミュニケーションを推進することを目的とし、日常生活からの事例を交えるなど、親子が会話をするきっかけとなるテーマを吟味しています。こどもをこども扱いせずに、対等に話し合える環境を大人がつくることも大切な家庭教育です。

著者からのメッセージ

AI時代は知識を活用して、課題・問題を解決する力がより求められる

人はだれしも「知りたい」という欲求をもっています。何を知りたいかは人によってさまざまでしょうが、自分の好奇心を大事にして、知りたいと思うことをいかに知っていくか、そのヒントが書かれているのが本書です。
日本の学校教育でも、これまでの知識注入型の暗記を重視する教育から、探究型教育への転換が図られています。今はネット検索やChatGPT(対話型AI)で調べれば、簡単にたくさんのことを知ることができます。これからのグローバルな情報化・AI(人工知能)社会では、知識を得ること自体よりも、知識を活用して課題や問題解決策を探求する方法やスキルを身につけることがより求められるでしょう。
たんにAIに頼ったり、まかせっきりにするのではなく、AIを使いこなすだけの知的体力を身につけて、批判的・論理的な思考・表現力や合理的な判断力とともに、正しい情報を見極めたり、探究する力を身につけることが大事です。そのために、まず調査の意義や方法を学んで実践してみようというのが本書の趣旨です。
あらかじめある答えにいかに早く正確にたどり着くか、という試験のための勉強も、試験がある以上は必要です。しかし、その先にあるのが本当の学び(学問)です。それは自分の知りたいことを自分で学んでいくことや、正解がない問題に対して最適な解を導き出していく、あるいは、これまで謎とされていたことの真実や真相を探ったり、真理を探究して、自分なりの答えや他人を納得させられる答えを得ることです。疑問や好奇心をもって調べることは、その最初の一歩となるでしょう。

(監修者執筆・本書「はじめに」より抜粋)

サンプルページ

勉強でわからないときに悩む? それとも調べる?
勉強でわからないときに悩む? それとも調べる?
考えるだけで問題は解決するだろうか?
考えるだけで問題は解決するだろうか?
みんなはどんな情報源を信用している?
みんなはどんな情報源を信用している?
「ネット」とそれ以外のメディアの違いを理解しよう
「ネット」とそれ以外のメディアの違いを理解しよう
よく考えると、「なんで?」と思うことはない?
よく考えると、「なんで?」と思うことはない?
「いつ」を気にして調べるクセをつける
「いつ」を気にして調べるクセをつける
「一次情報」「二次情報」「三次情報」を区別する
「一次情報」「二次情報」「三次情報」を区別する
辞書を使ったり新聞を読むと知識が増える!?
辞書を使ったり新聞を読むと知識が増える!?
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』はじめに
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』はじめに

もくじ

『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』もくじ①
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』もくじ①
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』もくじ②
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』もくじ②
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』もくじ③
『こども調べ方教室 なぜ調べることが大切なのかがわかる本』もくじ③

はじめに

第1章
いつもどうしているかを思い出してみて!
1 勉強でわからないときに悩む? それとも調べる?
2 考えるだけで問題は解決するだろうか?
3 2つのまったく異なる意見があるときはどうする?
4 わからないときに人に聞く? 聞かない?
5 友だちに何か聞かれたらあなたはどう思う?
6 写真に写ったものは「事実」なのだろうか?
7 どっちの人が信用できるだろうか?
COLUMN
●スゴイ図書館①国際子ども図書館

第2章
ネットは便利! でも頼りきりは危ない!?
1 みんなはどんな情報源を信用している?
2 「ネット」とそれ以外のメディアの違いを理解しよう
3 新聞を読むこどもは成績がいいらしい!
4 フェイクニュースには大きく3種類ある!
5 知っておきたい「フィルターバブル」のワナ
6 ディープフェイクにも気をつけろ!
7 話題の「ChatGPT」を使ったことはある?
8 ChatGPT以外の「対話型AI」も試してみよう!
9 ネットは万能ではない! 使い方をチェックしよう!
COLUMN
● スゴイ図書館②角川武蔵野ミュージアム

第3章
調べるときの原動力は「疑問力」
1 よく考えると、「なんで?」と思うことはない?
2 「なんか変だな」「あれ?」と思った直感を大切にしよう!
3 言葉の違いにもっと敏感になろう!
4 いろいろなことに興味をもって「疑問力」をみがこう
5 「わからない」「知らない」は放置しない!
6 関連する情報を調べれば、もっとおもしろくなる!
7 調べて「間違ってた」と思ったら素直に認めよう!
COLUMN
スゴイ図書館③中嶋記念図書館

第4章
絶対に知っておきたい調べるコツ
1 「あとで調べよう」ではなく、すぐに調べる!
2 「いつ」を気にして調べるクセをつける
3 「一次情報」「二次情報」「三次情報」を区別する
4 複数の情報源で「裏を取る」クセをつけよう
5 情報の裏にある発信者の意図を考えよう!
6 聞いたことだけで判断しない!
7 上手に検索できないときの裏技を覚えておこう!
8 「人に聞く」のも調べる方法のひとつ
9 情報を出す人にこそ「情報」は集まる
10 ネットより本のほうが早く調べられることもある
11 日本語でダメなら英語で調べるのもひとつの手
COLUMN
● スゴイ図書館④ピョルマダン図書館

第5章
調べたらまとめよう、伝えよう
1 調べることは大事だけど、調べたあとも大事!
2 調べたことをだれかに話してみよう!
3 調べたことを実際に体験してみよう!
4 調べたことをだれかに教えてあげよう!
5 「序論」「本論」「結論」に分けて発表しよう
6 「数字」を使うとずっと説得力が増す
7 「根拠」「証拠」がないと説得力は生まれない
COLUMN
● スゴイ図書館⑤天津濱海図書館

第6章
非効率と思ったことが、じつは効率的かも!
1 面倒くさい! でも調べるほうが近道かも!
2 ものを覚えなくなる「グーグル効果」を知ってる?
3 辞書を使ったり新聞を読むと知識が増える!?
4 大人が「本を読みなさい」と言うのにはワケがある
5 ネットが便利になっても従来型メディアも大事に!
6 効率的なつもりが非効率になっていない?
COLUMN
● スゴイ図書館⑥ヴァスコンセロス図書館

第7章
調べられる人は、勉強・仕事で強くなれる!
1 「調べる」は大事だけど、けっこうツラい!
2 最終的に「自分」の意見が大事なこともある!
3 調べるだけじゃダメ! 行動することが大事!
4 ちゃんと調べる力は将来きっと役に立つ!

●お役立ちサイト①②
●参考文献
●さくいん

プロフィール

監修
茂木秀昭(もてぎ・ひであき)
都留文科大学文学部国際教育学科教授
1960年群馬県太田市生まれ。慶応義塾大学文学部英米文学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。京都ノートルダム女子大学文学部コミュニケーションコース講師、自治医科大学医学部准教授(英語研究室)を経て現職。専門は異文化コミュニケーション。日本や欧米の言論風土及び文化とコミュニケーションに関する研究を進めている。KUEL、東西大学対抗などの英語ディベート全国大会やフジテレビ「ディベート」のグランド・チャンピオン大会等、数々の優勝経験があり、教育ディベートの啓蒙、普及活動をおこなっている。『ロジカル・シンキング』(PHP研究所)、『ビジネス・ディベート』『ロジカル・シンキング入門』(日本経済新聞)、『論理的な話し方が面白いほど身につく本』(KADOKAWA)、『こどもロジカル思考』『こども問題解決教室』(カンゼン)ほか、著書・監修書多数。

書誌情報

書名:『こども調べ方教室
なぜ調べることが大切なのかがわかる本』
ISBN:978-4-86255-686-8
監修者:茂木秀昭
著者:バウンド
ページ数:128P
判型:A5判
定価:1,540円(本体1,400円+税)
発売日:2023年7月4日
出版社:カンゼン

【この件に関する問い合わせ先】

株式会社カンゼン
宣伝プロモーション部
担当:伊藤真
TEL:03-5295-7723
MAIL:ito@kanzen.jp


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