【名城大学】少林寺拳法部 川村海月さんが全日本学生大会で優勝

僅差で優勝を逃した昨年 今年は見事に雪辱

小原学長に優勝を報告する川村海月さん

体育会少林寺拳法部の川村海月(みづき)さん(三段、法学部3年)が東京・日本武道館で11月6日に開催された「第56回少林寺拳法全日本学生大会」の単独演武有段の部で優勝し、11月16日、天白キャンパス本部棟で小原章裕学長に報告しました。昨年は女子単独有段の部で2位に入った川村さんでしたが、今年は男女混合での優勝という快挙を成し遂げました。  

「部員や両親の応援が励みになりました」と川村さん

大会を振り返る川村海月さん(中)と田中利明コーチ(左)

川村さんは4歳から少林寺拳法を始め、中学・高校時代は陸上部に所属するかたわら地元の道場で練習を積み、大学では「全国大会で戦える選手になりたい」と少林寺拳法部に入部しました。コーチの田中利明さん(五段、1967年度理工学部卒)の指導を受けながら練習に励み、2021年は東海大会で優勝して全日本学生大会に出場。女子単独有段の部で2位になったものの、わずか1点差で優勝は逃しました。

演武は突きや蹴り、受けといったあらかじめ決めた動きや技を流れるように披露してその正確性などを競う競技で、今年の単独演武有段の部には全国の強豪12人が出場。川村さんは「昨年はコロナ対策で禁止だった声出しができて気合が入りました。部員や両親が応援に来てくれたことも励みになりました」と振り返りました。小原学長から将来の希望を聞かれた川村さんは「警察官になりたいです。公務員試験の講座を受けています」と笑顔を見せました。

川村さんについて「センスが良く、動きが他の選手とは全然違う。さらに、頑張り屋で負けん気が強い」と評するコーチの田中さん。さらに「優勝できたのは去年の悔しさもあったと思います」と愛弟子の勝因を分析し、創部60周年という節目の年に久しぶりの全国優勝ができたことを喜んでいました。小原学長は「次の大会でも好成績を収めて、また報告に来てください」と期待しました。  

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