東日本大震災から10年「次の10年も共に歩こう」
2021年3月11日。東日本大震災から10年を迎えます。
当社ミュージックセキュリティーズ株式会社(代表取締役：小松 真実、所在地：東京都千代田区)が運営するインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」では、東日本大震災が起きた2011年の3月18日に「セキュリテ被災地応援ファンド『復興義援金』」を立ち上げ、その後、4月25日には投資と寄付を組み合わせる形で、最初の被災地応援ファンドを募集しました。
その後、2014年8月までに38社40本のファンドを募集し10億円を超える温かい資金が集まり、そのうちの7つのファンドがこれまでに満期を迎え償還しています。
しかし、天災に限らず様々な苦難や課題が生まれる今日、復興には届かない事業者さまがまだ多くいらっしゃいます。
当社ではその次の10年間も、事業者さまのニーズに応え、共に前に進んでいくために、下記の取り組みを実施いたします。
◆アスクル ミュージックセキュリティーズ 東日本復興支援～事業応援プロジェクト～
本プロジェクトは、アスクル株式会社と当社ミュージックセキュリティーズ株式会社が共同で進めているものです。
東日本大震災の復興を支援するため、ミュージックセキュリティーズが運営するインパクト投資(※1)プラットフォーム「セキュリテ」を通じ、岩手県・宮城県・福島県で事業を営む事業者さまへの資金調達・寄付を組み合わせた新たな支援を実施することを決定しました。2月22日より下記両社サイト上での告知ならびに支援対象事業者の公募を開始しています。
※1 インパクト投資：経済的リターンだけでなく、SDGs目標にあるような、雇用、貧困、環境など社会課題解決も目指す投資のこと。
セキュリテ「東日本復興支援」
https://www.securite.jp/askul
アスクルCSRサイト「東日本復興支援」
https://askul.disclosure.site/ja/themes/115
◆KFアテイン 「最強錆止「雪王」「鉄王」新事業ファンド」
事業を継続する上で、常に直面するのが「お金」の問題です。
震災後に借りた融資の返済も始まっており、運転資金から投資資金まで、これまで以上に資金ニーズは切実です。そこで当社では、次の10年に向け、事業者の皆さまの新たなニーズに応え、共に歩いていくための新しいファンドを引き続き作ってまいります。その第一弾となるのが本ファンドです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.securite.jp/oen/kf_attain
◆被災地企業の商品をセキュリテストアで販売
被災地の企業の商品を購入することで、応援することもできます。「セキュリテストア」には、被災地の事業者さまの商品も多数取り揃えています。「セキュリテ」ならではの「出資」→「分配」→「購入」のサイクルで、継続的な支援を呼びかけています。
以下、一部商品のご紹介です。
◇星のり店セキュリテセット
https://www.securite.jp/store/detail/2213
宮城県に本社がある星のり店は、東日本大震災で海上施設(のり棚)が全滅するなど大きな被害を受けました。栽培が可能になった「七ヶ浜海苔」は、化学調味料・保存料不使用の海と自然に囲まれて育成されたものです。
◇ホヤぼーやコーヒーバック14個セット
https://www.securite.jp/store/detail/2842
宮城県に本社があるアンカーコーヒーは、震災の大津波で焙煎工房と製菓工房を含む2店舗が泥水で浸水しました。現在、「変えられないのは他人と過去、変えられるのは自分と未来」を信じ、再建を果たしつつあります。今回のコーヒーパックは、カップオンコーヒーよりももっと手軽においしいコーヒーを楽しめる商品です。新鮮なコーヒー豆を挽いた直後に窒素充填するため、パックを開けた瞬間、挽き立ての薫りが漂います。
セキュリテストアは、他にも、被災地企業の商品を、たくさん、取り揃えています。
こちらからご覧いただくことができます。
https://www.securite.jp/store/
◆ミュージックセキュリティーズの概要
1口数万円の少額からご出資いただけるインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を運営。「セキュリテ」は経済的リターンを求めるだけでなく、創業や中小企業支援による産業振興・地域創生、インディペンデントな創作活動と研究開発、環境問題の解決、そして、震災からの復興など、それぞれの地域で抱える社会的な課題に対して、皆様からの出資を通じて解決しようとする、経済的な価値と社会的な価値の両方を追求する新しい投資の仕組み。(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号)
