雪印メグミルク インターナルカーボンプライシング制度を導入

 雪印メグミルク株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 雅俊)は、インターナルカーボンプライシング制度(以下ICP制度)を2024年4月1日から導入しますのでお知らせします。

 ICP制度とは、企業が独自に自社の炭素価格を設定し、長期的な視野で脱炭素投資の意志決定、脱炭素レベルの平準化を推進する仕組みです。現在、世界中の企業でICP制度の導入が進められ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の開示要求項目においても推奨項目になっています。

 当社は2021年10月にTCFD提言※1に賛同し、サステナビリティ推進体制を強化し、脱炭素投資を進めてきました。更に2023年5月には2050年度に向けたカーボンニュートラル宣言※2を行いました。今後、ICP制度を環境投資判断として活用することにより、気候変動対策に積極的に取組んでまいります。

◆ICP制度の概要
社内炭素価格:10,000円/t-CO2
適用範囲  :省エネ・新技術導入に対する投資(2024年度はユーティリティ設備を対象)社内理解浸透後、対象範囲を他設備の導入に拡大する。
対象範囲  :スコープ1、2(自社のCO2排出量)
活用方法  :対象となる設備の投資に対して、社内炭素価格により費用換算し、設備選定時の参考とする。

◆参考
※1 TCFD提言への賛同および TCFDコンソーシアム加盟について
https://www.meg-snow.com/news/2021/9526/
※2 雪印メグミルク2050年カーボンニュートラル宣言
https://www.meg-snow.com/news/2023/18785/    

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