「大阪人工内耳・中耳フォーラム2019」開催 難聴でお困りの方へ 落語家と学ぶ「きこえ」の医療最前線

近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)は、令和元年(2019年)8月24日(土)、グランフロント大阪ナレッジシアターにて、難聴や耳の病気でお困りの方など、一般の方を対象に「人工内耳・中耳フォーラム2019」を開催します。

【本件のポイント】
●近年増加している難聴やめまいなど耳の病気について、専門医が最新の治療法を解説
●落語家月亭八光さんをゲストに招き、人工内耳・中耳装用者を交えたパネルディスカッションを実施
●難聴の来場者ために、音声を耳元の受信機で聞くことができるヒアリングループとスクリーンに字幕を表示するパソコン要約筆記を用意

【本件の内容】
難聴や耳の病気は、小児から高齢者まで全ての年齢層で満遍なく発症します。その主な原因は加齢、騒音、ウイルス感染、ストレスなど様々ですが、中には突発性難聴のように原因不明のものもあります。
耳は外側から大きく外耳・中耳・内耳と大きく3つの部位に分けられます。「人工内耳・人工中耳」は内耳・中耳の役割を代替する機械のことで、人工聴覚機器と呼ばれます。これらの人工聴覚機器の対象は、高度難聴の方向けとされています。日本では人工内耳手術が平成6年(1994年)、人工中耳手術が平成28年(2016年)に保険適応となりました。
本学医学部耳鼻咽喉科学教室(教授:土井 勝美)は、難聴の治療法や人工内耳・人工中耳手術の安全性と有効性の啓発のため、平成23年(2011年)から本フォーラムを毎年開催しており、昨年は250人の方にご参加いただきました。
今回は、人工内耳・人工中耳手術を担当する専門医による講演のほか、落語家の月亭八光さんをお迎えし、実際に人工内耳・人工中耳を装用している方や専門医から、手術に至った経緯、手術・リハビリの実際などについてパネルディスカッションを行います。

【開催概要】
日  時:令和元年(2019年)8月24日(土)13:00~16:15
場  所:グランフロント大阪北館4F ナレッジシアター(大阪府大阪市北区大深町3−1)
主  催:近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室
対  象:一般の方(定員360人、入場無料)
申込方法:住所、氏名、参加人数を明記のうえ、電話またはメールにて事前申込
     (申込後送付される聴講券を当日会場に持参してください。)
     ※聴講券をお持ちでないお客様は当日ご入場いただけません。
お問合せ:大阪人工内耳・中耳フォーラム事務局 TEL(0120)05-4133
     E-mail:event.office.jp@gmail.com

【当日のプログラム】
12:20~ 受付開始・開場(聴講券をお持ちの方のみ)
13:00~ 開会のご挨拶・ご講演
      「難聴の診断と治療-進化する人工聴覚機器」
      近畿大学医学部 耳鼻咽喉科学教室 教授 土井 勝美
13:50~ 「こんな方への人工聴覚機器」 ~残存聴力活用型人工内耳・人工中耳~
      宮崎大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室 教授 東野 哲也
14:40~ 休憩
15:00~ 「情報ライブ 知りたい!難聴・人工聴覚機器とその効果」
      特別ゲスト:月亭 八光さん
      人工内耳装用者、人工中耳装用者
      近畿大学医学部耳鼻咽喉科学教室 教授 土井 勝美
      宮崎大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室 教授 東野 哲也
      近畿大学病院リハビリテーション部 言語聴覚士 長富 大祐

16:15  閉会のご挨拶

【特別ゲストプロフィール】
上方落語家 月亭八光
昭和52年(1977年)4月20日生まれ・上方落語家・大阪府生まれ。
月亭八方の長男。株式会社よしもとクリエイティブージェンシー所属。高校卒業後の96年、月亭八方に弟子入り。以来、親しみのある人柄や他者を持ち上げる「接待芸」「社長芸」などを活かし、テレビや舞台で活躍。平成22年(2010年)8月3日は、初の独演会「はちみつの日」を開催し、弟弟子の月亭方正(山崎邦正)も参加している。平成31年(2019年)3月31日現在、「よ~いドン!」(関西テレビ)、「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(読売テレビ)他多数のレギュラー・准レギュラー番組を持ち、年間出演番組本数は関西圏で1位の400本以上。

【関連リンク】
医学部医学科 教授 土井 勝美(ドイ カツミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/589-doi-katsumi.html

昨年のフォーラムの様子
昨年のフォーラムの様子

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