プロスポーツクラブの人材不足に複業人材を! 複業クラウドとプラスクラスが連携してスポーツ業界の課題解決へ
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:平地 大樹、以下 PSI)は、株式会社Another works(所在地:東京都渋谷区、代表:大林 尚朝)と複業人材を活用してスポーツクラブの人材不足を補うスキームを構築し、取り組むことに合意しました。
背景
日本のスポーツクラブでは、興行運営をはじめとし、スポンサー営業活動やマーケティング活動など、幅広い業務を少ない人数で行わなければならず、慢性的な人材不足という問題を抱えています。この問題を解決するために、両社の得意領域を組み合わせて雇用促進による人員強化を支援します。
取り組み内容
具体的には、株式会社Another worksは、意欲とスキルを持ち合わせた複業人材が多数登録している「複業クラウド」をクラブに提供することで雇用の可能性をひろげます。また、マーケティングやクリエイティブ、スポンサーセールスをフィールドに90チームに及ぶ支援を行ってきたPSIは、よく現場を知っていることから、実際に業務を行ううえで必要な人材要件の設計や業務へのスムーズな導入もサポートし、即戦力の採用を支援します。
さらに、PSIのスポンサーマッチングサービス「パートナーズシップ」の利用を促進していくことを主目的としたデジタルマーケティング人材やスポンサーセールス人材を採用する場合には、その複業人材の雇用費用をPSIが負担します。クラブとスポンサーのコミュニケーション活性化、スポンサー同“志”のマッチングが、現場から、より一層進められるようになります。
事例
この取り組みの第一弾として、福島スポーツエンタテインメント株式会社(所在地:福島県郡山市、代表:西田 創)と3社間での取り組みを締結しました。
取り組み内容としては、株式会社Another worksと福島スポーツエンタテインメント株式会社の2社間でスポンサー契約を結び、複業クラウドを利用して複業人材を募集、採用してクラブの人材を補強します。
PSIは複業人材の雇用費用を負担し、その雇用人材にはホームゲーム運営を通じてパートナーズシップの利用促進や事例の創出、スポンサーセールスの一端を担ってもらいます。クラブは実質的には無償で兼業者を採用し、スポンサー売上を担保しながらスポンサーセールスチームの強化を狙うことができます。
こうした3社が協業することで、福島スポーツエンタテインメント株式会社はスポンサー売上増、無償人員補強、スポンサー営業強化、株式会社Another worksは事例の創出と複業文化の推進、PSIとしてはパートナーズシップの導入促進、クラブ・スポンサーの課題吸い上げ、とそれぞれにメリットのあるスキームで事業を進めます。
PSIとしてはこれまでクラブと進めてきたパートナーズシップの活用をさらに進めることで、スポンサーとクラブを繋ぎ、スポンサーとファンを繋ぎ、スポンサーとスポンサーも繋いで、クラブをハブとした経済圏の創出を実現していきます。また、クラブ運営の円滑化と複業人材活用による新たな事例の創出でさらにスポーツ業界をインキュベートし、ミッションである「日本のスポーツ全会場を満員にする」を実現して参ります。
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各社紹介
・株式会社Another works
「挑戦する全ての人の機会を最大化する」をVISIONに掲げ、累計導入700社、登録者約30,000人、25,000件のマッチングデータを分析したAIが複業採用をサポートするサービス「複業クラウド」を展開しています。企業はこのサービスを活用することで、業界で初めて豊富な即戦力複業人材のデータベースの中から気になるタレントに直接アプローチすることが可能となり、タレントは、登録・利用が一切無料、求人への直接エントリーが可能で、時間や費用をかけずに複業を始めることができます。
・プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社
PSIは90を超えるプロスポーツクラブと20を超えるプロリーグ・協会・行政にデジタルマーケティングとクリエイティブを提供し、チケット集客やグッズの販売促進、スポンサーのクラブ活用など幅広く支援をしてきました。また、広報やマーケティング、人事人材の提供でクラブの経営支援にも力を入れています。直近でソリューション提供を開始したパートナーズシップはすでに複数クラブに導入され、スポンサー同士のビジネスマッチングが生まれるよう日々活動しています。
・福島スポーツエンタテインメント株式会社
BリーグのB2東地区に属し、震災からの復興の象徴として地域の子どもたちの運動機会の創出をきっかけに立ち上がったクラブで、試合運営による地域のエンターテイメントや活力の創出に加え、多くのホームタウン活動を行っています。一時は債務超過により経営危機に陥りながらも、親会社となった株式会社識学(所在地:東京都品川区、代表:安藤 広大)の支援を受けてチームを存続させるにとどまらず、現在ではB2東地区でも上位の成績を収めて創設以来のB1昇格を狙っています。